施設・設備
施設・設備紹介
中百舌鳥キャンパスに位置する農学部では、分子・細胞レベルの基礎研究から、安全・安心な食の確保や健康問題の解決、生物資源の有効活用、自然環境と人間活動の調和といった生命や環境に関する応用研究まで、多様な研究・教育をサポートするための充実した設備が整っています。
研究・教育棟
B11棟
応用生物科学科の一部と緑地環境科学科の研究室および研究機器が配置されています。共用スペースの中庭は、実習などで利用されることもあります。体調の悪い方が利用できる休憩室も完備されています。
設置機器
透過型電子顕微鏡日立ハイテクH-7500型、DNAシークエンサー ABI PRISM 3130xl、小型超遠心機 himac CS100FNX、フローサイトメーター Sysmex CyFlow Space、気象観測装置、3次元レーザスキャナ、微生物培養装置など
透過型電子顕微鏡日立ハイテクH-7500型
DNAシークエンサー ABI PRISM 3130xl
小型超遠心機 himac CS100FNX
気象観測装置
微生物培養装置
3次元レーザスキャナ
B11-2棟
棟内には、応用生物科学科と緑地環境科学科の実験室があり、それぞれ学生実習で利用します。一人一台ずつの透過型光学顕微鏡と実体顕微鏡があり、走査型電子顕微鏡が設置されている部屋や講義室もあります。実験やフィールド調査で使用する器材も保管されています。応用生物科学科では2年次前期と2年次後期の栽培生理・育種・病理に関わる学生実験で主に使用します。緑地環境科学科では1年次前期から3年次後期までの緑地環境の計測や調査に関わる学生実習で主に使用します。
設置機器
一面せん断試験機など
一面せん断試験機
C7-2棟
応用生物科学科学生実習のための実習棟です。分子レベルの実験に必要なクリーンベンチや遠心機、電子天秤のほか、成分分析に必要なガスクロマトグラフィー(GC)・高速液体クロマトグラフィー(HPLC)も設置されています。2年次後期と3年次前期の分子生物学や生化学に関わる学生実験で主に使用します。
設置機器
クリーンベンチ
ガスクロマトグラフィー Agilent Technology 8890 GCシステム
高速液体クロマトグラフィー Agilent Technology 1260 Infinity II LCシステム
先端バイオ棟2号館
生命機能化学科の学生が2年、3年次の学生実験で使用する実験棟です。2年次には、有機化合物の抽出、分析、合成など有機化学に関わる実験、酵素反応の反応速度論的解析および生体成分の分析など生化学に関わる実験を行います。3年次には、微生物の生理機能の解析、食品成分の分析、および遺伝子実験など微生物学、食品化学、分子生物学に関する実験を行います。実験棟には、それぞれの実験を行うための分析機器や実験器具が整備されています。
C17棟
応用生物科学科の3研究室、生命機能化学科の全9研究室が配置されています。また、NMR実験室、生命環境特別実験室、食の安全特別研究室、遺伝子および蛋白質解析共同実験室には様々な研究機器が配置されています。体調の悪い方が利用できる休憩室も完備されています。
設置機器
NMR、共焦点レーザー顕微鏡LSM700、蛍光顕微鏡キーエンスBZ9000、ガスクロマトグラフ Nexis GC-2030、リアルタイムPCR ABI7300など
NMR
共焦点レーザー顕微鏡LSM700
ガスクロマトグラフ Nexis GC-2030
蛍光顕微鏡キーエンスBZ9000
リアルタイムPCR ABI7300
C18棟
緑地環境科学科での教育研究で用いる実験施設ならびに研究機器が整備されています。
設置機器
ICP発光分析装置ICPE-9000、高速液体クロマトグラフHPLC Prominence、全有機炭素計TOC-L、紫外可視分光光度計UV-1800、人工光型グロースチャンバー、光合成計測システム、三軸圧縮試験機、各種の工作機器(ボール盤、フライス盤、旋盤、アーク溶接機など)など
光合成計測システム
人工光型グロースチャンバー
C19棟 昆虫標本室
緑地環境科学科 環境動物昆虫学研究グループが所蔵するチョウ目、ハエ目、コウチュウ目など約43万点の昆虫標本が保管されており、その中には約650点を超える昆虫のタイプ標本(新種を発表する際の基準となる標本)が含まれています。