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2022年12月20日
オオオサゾウムシの食害被害にあいました管理棟前のヤシの頂部が夜間の間の強風で剥がれ落ちておりました。
さっそく農学研究科環境動物昆虫学研究グループの上田昇平准教授の授業で落下したヤシの頂部の観察が行われ、オオオサゾウムシの成虫と幼虫を確認しました。
体長3~4センチの成虫と、体長3センチ前後の幼虫が数多く確認されました(ページ下部の方に画像があります)。
上田准教授のお話によると、この幼虫は東南アジアでは食用にされており、養殖もおこなわれているとのこと。
お話を伺ってから、あらためて幼虫を見ていると、そのぷっくりとした姿がなんとなく美味しそうに見えてきました。
頂部が剥がれ落ち、葉の落下の可能性がさらに増したことから、翌々日にはヤシの伐採が行われました。
現在、日本各地でこのオオオサゾウムシの被害が確認されているとのことです。
剥がれ落ちたヤシの頂部
幹が太いため削ぐようにして伐採
オオオサゾウムシの成虫
オオオサゾウムシの幼虫
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