【生命機能化学科】在学生の声
学生紹介
※学年は取材時のものです。
4年生 源 健太朗さん
- 生命機能化学課程を選択した理由
最初は、農学系の応用生命分野を学びたいということで入学しました。そして課程配属の際、生物だけでなく化学、物理の分野にも元々興味があったので、より専門の幅が広い生命機能化学課程を選択しました。また、生命機能化学課程は実験科目が多いため、実際に手を動かして学ぶこと、考えることができる機会が多いのも選んだ理由の一つです。
- 将来の夢
これといった具体的なものはありませんが、研究室での実験やこれまでに学んできた専門、専門基礎の知識を活かせる仕事に就きたいと考えています。そして、できるのであれば何かしらの形で、日本の科学研究に関わりたいと思っています。
高校生へのメッセージ
これから先、思うようにいくこと、いかないこと、それぞれたくさん起こると思います。それら全てが、どのような形であれ、自分を形成していく財産となります。常にどうすればいいのか考えるのを止めず、色々なことに挑戦していってください。
4年生 永田 遥菜さん
- 生命機能化学課程を選択した理由
私は、一年生の時に受講した「生命環境科学概論」で、ゴールデンライスという食物に興味を持ちました。これは、遺伝子組み換えにより、一般的な米よりも、ビタミンやミネラルなどの栄養価が高くなるよう、品種改良された米です。元々、世界の食糧問題に関心をもっていた私は、身近な食物を改良することで、世界で栄養不足に苦しむ多くの人を救う可能性をもつバイオテクノロジーの影響力に魅了され、生命機能化学課程を選択しました。
- 将来の夢
本課程にはいり、食料確保には水の管理が大切であることを学びました。将来は習得した知識や技術を活用して、世界中で様々な食糧問題に直面する地域で、農業用水や飲料水などの安全な水の確保に貢献したいと考えています。
高校生へのメッセージ
新大学となることで、これまで以上に多様な人と出会い、交流する機会が増えると思います。自分と同じ夢や志を持つ人、全く異なる価値観を持つ人と大いに影響しあいながら、充実した日々を送ってください。
4年生 斎藤 悠晟さん
- 生命機能化学課程を選択した理由
私は出願期間に本学応用生命科学類の受験を決意し、課程配属では生命機能化学課程を選ぼうと思いました。それは、私が子供の頃から植物や動物などの自然が好きであることと、高校化学が得意だったことが関係しています。自然界において繰り広げられる生命現象を化学的な視点から学ぶことに、高校生ながら大きな魅力を感じました。実際に生命機能化学課程に配属されて以降は、豊富な講義のおかげで化学と生物学の両方の知識・能力を身につけることができたと実感しています。
- 将来の夢
将来は,生命機能化学課程で培った知識や視点から、天然由来の物質を人の役に立つよう応用することや、化学的に作り出した物質を自然界に役立たせることができる仕事がしたいと考えています。
高校生へのメッセージ
高校生の皆さんもぜひ、自分がやりたいことは何かを考えて、向上心を持って日々を過ごしてください。
3年生 遠藤 芙奈さん
- 生命機能化学課程を選択した理由
もともと医薬品や食品などの分野に興味があり、生命機能化学課程の時間割を見ていた時に「発酵」「酵素」「代謝」など自分が面白そうだと思う言葉が並んでいて、こんな授業を受けてみたいと思ったから、生命機能化学課程を選択しました。
- 将来の夢
生命機能化学課程を選んだ当初の興味分野とは少し異なりますが、今、私はサンゴの白化現象を防ぐ菌についての研究を行っています。将来の夢はまだ定まっていませんが、これから研究や研究以外のことにも真剣に取り組んでいく間に見つけていこうと思っています。
高校生へのメッセージ
私のように将来の夢が決まっていない高校生の方も多いと思いますが、決まっていないからこそ柔軟に動けるという利点もあります。最後の学生生活に、自分がどんな分野の勉強をしたいのかしっかり考えてください!
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