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2024年12月10日

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堺化学工業を徹底分析!商学部・宮川ゼミが取り組む「企業価値算定プロジェクト」

20241126日(火)、商学部 宮川 壽夫教授のゼミナールの学生が取り組んでいる「企業価値算定プロジェクト」の最終報告会が堺化学工業株式会社にて行われました。

宮川ゼミは、コーポレートファイナンス理論の実証研究を専門としており、ゼミの一環として関西の上場企業から1社を選定し、企業価値算定を行う「企業価値算定プロジェクト」を実施しています。

今年度は、顔料や化粧品材料をはじめ、樹脂添加剤、触媒、電子材料など多岐にわたり事業を展開している堺化学工業株式会社にご協力いただき、研究を進めました。

学生たちは、同社へのヒアリングや施設見学を行い、予測財務諸表の作成や株価の算定に約6ヶ月取り組み、最終報告会では、事業部門ごとの戦略シナリオや理論株価の算定など、企業価値の詳細な分析結果についてプレゼンテーションを行いました。

質疑応答では、同社の経営幹部から分析結果の根拠についてなど、具体的な質問が飛び交いました。矢倉 敏行代表取締役社長からは「ぜひ実社会で分析の結果を検証して、より研鑽を積んでもらいたい」とのお言葉をいただきました。

商学部 3年 ゼミ長 山本 花怜さんのコメント

研究にご協力いただいた矢倉社長をはじめ、堺化学グループの皆様に非常に感謝しています。ありがとうございました。プロジェクトを通じての最も意義深い学びは、実践によりコーポレートファイナンス理論の理解を深められたことです。

それだけでなく、ミーティングや堺事業所の訪問を通して、企業経営の現場を知り、経営者としての責任をも学びました。これらは理論からだけでは知ることができないことです。分析をする上では理論の重要性を実感すると同時に、現実の世界では理論に限界があることも実感しました。

最後に、我々学生に宝物のような経験をする機会を与えてくださり、宮川先生に心から感謝いたします。 ありがとうございました。

〇 当日の様子

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