【お知らせ】情報処理教育システムの現行システム提供終了と次期システムについて

現行の情報処理教育システムは、保守サポートの終了等に伴い2024年度(2025年2月)をもって提供を終了します。各サービスの提供終了予定日は、こちらをご確認ください。なお、2025年度(2025年4月)以降の情報処理教育システムについては、現在検討中です。

概要

1、変更点について

  • 現行の情報処理教育システムは、保守サポートの終了等に伴い2024年度(2025年2月)をもって提供を終了します。
  • 次期の情報処理教育システムは、2025年4月より提供予定です。
  • 詳細は、随時このページにてご案内いたします。

現行システムについて

1、現行システムの提供範囲

2、データ保存のお願い

 現行の情報処理教育システムは、次期の情報処理教育システムにデータを引き継ぎません。そのため、PC教室・PC自習室・その他各サービスの「3、提供終了日」までに、情報教育PCやProselfに保存した必要なデータは、USBメモリやOneDrive(利用方法はこちら:教職員学生)等を用いて、各自でバックアップ(移動やコピー)をお願いします。

※データの移動・コピーは提供終了日よりも前に、余裕を持って行ってください。

※提供終了日以前に卒業等される方は、卒業・進学される方へをご確認ください。

3、提供終了日

 現在ご利用いただいている以下のサービスは、「提供終了日」をもって終了します。PC教室・PC自習室は、提供終了日以降は入室できません。

PC教室・PC自習室
キャンパス 建物 階層 教室名 提供終了日
杉本 学術情報総合センター 5階 情報教育PCルーム 2025年2月28日
学術情報総合センター 5階 5A教室 2025年2月14日
学術情報総合センター 9階 9B、9C、9D教室 2025年2月14日
中百舌鳥 C5棟 3階 情報教育教室(実習室1) 2025年2月14日
C5棟 3階 オープンスペース 2025年2月28日
C5棟 1階 図書閲覧室 2025年2月28日
B3棟 3階 311 2025年2月14日
B5棟 2階 2B40 2025年2月14日
A13棟 2階 209 2025年2月14日
羽曳野 L棟 2階 202 2025年2月14日
L棟 2階 203 2025年2月14日
N棟 2階 N204ラーニングコモンズ 2025年2月28日
りんくう 2階 B213 2025年2月14日
2025年2月28日

プリントサービス

プリントサービス概要 : https://www.omu.ac.jp/cii/ecs/printer/

プリントサービスは、PC教室・PC自習室の提供終了日をもって、提供を終了します。

キャンパス 提供終了日
PC教室に設置したプリンタ 2025年2月14日
PC自習室に設置したプリンタ 2025年2月28日

※プリントサービスに関しては、別途有償でのプリントサービスについて検討中です。

無償プリントサービス提供終了について


 現在ご利用いただいているプリントサービスにつきましては、大阪公立大学が開設される以前に大阪府立大学・大阪市立大学のそれぞれで整備されたものであり、両大学の情報処理教育システム(PC教室)の一部として整備されていたものとなります。これは、旧の両大学では学生がPCを持参することが前提となっておらず、PCを使用する授業や自習についてはPC教室にある固定端末を利用することになっており、主に固定PCからの印刷を目的として整備していたものとなります。
 一方で、2022年度に開設した大阪公立大学では、学生は個人のノートPCを持参いただくことが前提となっている他、課題提出なども電子データにて提出できるよう授業支援システムが整備されてきたところです。
 現在の情報処理教育システムに関しては、主に学生PC必携化の対象でなかった大阪府立大学・大阪市立大学の学生のために維持されてきたものですが、2024年度をもって旧大学の学部生の多くが卒業すること、既存システムの保守期間が終了することを受け、既存システムは2024年度をもって運用を終了することになり、これに合わせて現在のプリントサービスも終了することになりました。
 現在、2025年度から利用いただく新しい情報処理教育システム(仮想PC教室)の整備を進めているところですが、限られた予算の範囲で学生PC必携化に対応する教育環境の整備を進める必要がある中で、優先順位を踏まえた結果、教室等でのWi-Fi整備や学生PC活用教室の整備を優先することとし、プリントサービスに関してはサービス維持に要するコストが非常に高額であること、利用者に大きな偏りがあることなどの観点からサービス継続を見送ることになりました。
 加えて 、本学では環境への取り組みの一つとして、持続可能な社会に向け、環境に配慮した大学運営していくために、紙の使用量削減を目指しておりますことから、今回のサービス終了は、この取り組みを実現する大きな機会として捉えております。
 今回の新システムへの移行では、学内において学生の皆さんが、ご自身のパソコンを活用した授業を受講しやすいような環境整備を目指して参りたいと考えており、これらの実現には、学生の皆さんを始めとする大学構成員のご協力が不可欠となりますので、ご理解をいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

貸出ノートパソコン

貸出ノートパソコンは、2025年2月28日をもって、サービスを終了します。

キャンパス 貸出場所 提供終了日
杉本 学術情報総合センター5階 ラーニングコモンズ内 2025年2月28日
中百舌鳥 C5棟(学術情報センター)1階 図書館カウンター 2025年2月28日
羽曳野 N棟2階図書センターカウンター 2025年2月28日
りんくう 事務所学生・教務担当 2025年2月28日
Proself

Proselfは、2025年2月28日をもって、サービスを終了します。また、提供終了に先立ち、セキュリティ強化のためProselfへのアクセスを学内ネットワークに限定し、「Web公開機能」を停止いたします。

Proselfのアクセスを学内ネットワークに限定に変更 2023年10月31日
Proselfの「Web公開機能」(ファイル共有機能)を停止 2024年3月31日
Proselfサービス終了 2025年2月28日

[注意点]

  • 2023年11月1日以降は、学内ネットワークからのみProselfへアクセスできます。学外からアクセスされたい場合は、SS L-VPNサービスをご利用ください。
  • 2023年11月1日以降、「Web公開機能」は学内者との共有のみにご利用ください。学外者とのファイル共有はOneDriveをご利用ください。
  • 2024年4月1日以降は、「Web公開機能」を停止します。ファイル共有はOneDriveをご利用ください
Webページ作成サービス

杉本キャンパスにて提供していたWebページ作成サービスは、2025年2月28日をもって、サービスを終了します。

次期システム(2025年度〜)について

【注意】次期システム(2025年4月提供予定)は、「仮想PC教室」及び「学生PC活用教室」を整備予定とし、現在仕様検討中です。以下の情報は変更となる場合がございます。何卒ご了承ください。


eps-title001

情報処理教育システムは、学生パソコンの必携化により需要が減少した従来のPC教室(常設PC)を撤廃し、2025年4月より仮想PC教室を提供します。仮想PC教室とは、クラウド上に構築するWindows11のパソコン環境です。授業利用を優先としつつ、自学自習においても利用いただけるよう準備しています。

eps-img002

※1

  • いつでも=サービス稼働時間内でいつでも利用できます。(稼働時間は検討中です)
  • どこでも=インターネット接続ができれば、利用場所を問いません。サービスの一部は、キャンパスネットワークに限定するため、学外からの接続時にVPN接続を要します。
  • どのパソコンでも=仮想PC教室を利用する学生パソコンは、機種や型番等を問いません。Windows10以降及びmacOS12以降を中心に、提供サービスが動作保証する範囲で利用いただく予定です。



【教員向け】授業で仮想PC教室の利用を検討している教員の方は、こちらをクリックして詳細をご確認ください。

仮想PC教室は、学生パソコンを使用した授業を実施するにあたって問題となる、以下のようなお困りを解決するサービスです。本学の基本方針※2を確認した上で、授業において仮想PC教室の利用が必須となる場合にご利用ください。

eps-img001

※2【本学の基本方針】 令和3年(2021年)9月の新大学推進会議からの通知「新大学における学生必携PCに関する対応方針について」にて、以下のとおり通知されています。(※文意が変わらない範囲で一部抜粋・表現を変更しています)

  • 新大学カリキュラムにおいてパソコンを必要とする授業は、学生パソコンを利用して授業を行うこと
  • 本学が用意する全学ソフトウェア(Microsoft Office製品及びウィルス対策ソフト)以外に、当該授業のみで使用するソフトウェアを必要とする場合は、オープンソースソフトウェアを使用すること
  • 大学として上記以外に学生パソコンにインストールできる有償ソフトウェアライセンスを購入する予定はないこと

仮想PC教室の基本情報
オペレーティングシステム Windows11
導入ソフトウェア 現行PC教室で利用頻度が高いソフトウェア
「代替環境整備」に関する意見聴取等で要望があったソフトウェア
2024年秋頃に導入ソフトウェア一覧を公開します。
予約方法 検討中です。
接続方法 検討中です。
利用料 従量課金型のサービスとなるため、実際の利用量(稼働台数や稼働時間等)に応じて費用が発生します。仮想PC教室を授業でご利用の場合、運用初年度(2025年度)は試行的な面から費用の聴取は検討しておりません。2026年度以降については、各部局での利用量に応じた一部費用の負担について段階的にお願いしていく予定ですが、稼働前のため負担金の目安は未定です。



eps-title002

PC自習室として利用している以下の場所は、2025年2月28日で一旦閉室します。
その後、常設PCを撤廃の上、ノートPC用電源を備えた自習スペースとして、2025年4月より開放予定です。

■対象

  • 中百舌鳥キャンパス C5棟 3階 オープンスペース
  • 杉本キャンパス   学術情報総合センター5階 情報教育PCルーム

  【教員向け】学生PC活用教室(教室エリア)の詳細はこちら

PC教室として利用している以下の場所は、提供終了日で閉室します。その後、常設PCを撤廃の上、学生PC活用教室として整備します。

■整備場所

  • 中百舌鳥キャンパス C5棟 3階 情報教育教室(実習室1)B、C
  • 中百舌鳥キャンパス B5棟 2階 2B-40
  • 中百舌鳥キャンパス A13棟  2階 209
  • 杉本キャンパス   5階、9階 情報教育実習室5A、9C、9D

■整備内容

  • 教材提示装置(プロジェクター・スクリーン・書画カメラ等) ※現行システムで導入したものを活用します
  • 教員/学生用の外部ディスプレイ
  • 教員/学生用の電源(ノートPC給電用)
  • Wi-Fi拡充

  【教員向け】次期情報処理教育システムの導入経緯について
  • 現行PC教室の運用終了に伴う授業環境整備の基本方針
    現行システム終了後の次期システムの整備に関しては、大学執行会議(2023/9/15)及び教育研究審議会(2023/9/20)にて、「現行PC教室の運用終了に伴う授業環境整備の基本方針」が可決されました。今後、基本方針に基づいて具体的なシステムの中身に関する検討を進めます。