2023年2月25日(土)、JR大阪駅「時空の広場」にて、「令和5年春の火災予防運動オープニングイベント(主催:大阪市消防局)」が開催されました。
本学では、大阪市消防局と連携した「消防イベントワークショップ」を開催し、このオープニングイベント企画を学生が考案しました。当日のステージでは、一日消防署長を務めたJR西日本ICOCAマスコットキャラクター「カモノハシのイコちゃん」の任命式、JR大阪駅における防火防災の取り組み紹介、駅で急病人を見つけた時の行動要領などに加え、学生たちが考えた企画が盛り込まれたプログラムのほか、考案した学生たち自身もステージに立ち企画考案への思いを語りました。下記、企画ごとにご紹介いたします。
■大阪公立大学の取り組み紹介
学生3名がステージに上がり、今回のワークショップに参加した理由やワークショップを経験して感じた思いなどをお話ししました。たくさんの人の前に立ち、やや緊張した面持ちではありましたが堂々と質問に応えていました。 |
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■消防職員制服ファッションショー
消防の業務が多岐にわたること、その業務により着用する制服が異なることを学んだ学生たち。より多くの方に知っていただきたいとファッションショーを提案しました。当日は、消火隊・救助隊・救急隊・予防担当の制服、さらには化学防護服を着用した職員がランウェイを歩き、それぞれのお仕事や制服の機能についてご紹介しました。また、制服人気投票を行い最終ステージで投票結果を発表し、オレンジの制服が目を惹く救助隊が見事一位に輝きました。
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■観客選択型演劇「レスキューパンダたすけるの消防ストーリー」
阿倍野防災センターマスコットキャラクター「レスキューパンダたすける」が登場し、観客の皆さんに選んでいただく演劇を披露しました。親しみやすいキャラクターの登場により、小さな子どもたちにも防火について考えていただく機会を設けたいとの提案により実現しました。ストーリーの進行とともに2択の選択が求められる場面になると、観客の拍手により話が展開していきました。日常生活に潜む火災の危険性について改めて考える時間となりました。 |
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■防災クッキング
普段から「非常食」や「備蓄食」について考えてもらいたいと、世代を問わず楽しめる「ポリ袋クッキング」をご紹介しました。消防職員が実際に自宅にあるものでお子さんと一緒に作った写真を提示し、その感想を交えながらメリットや注意点などをお話ししました。また、「ローリングストック」の考え方についても説明し、防災を特別なものとして考えるのではなく、日常の中に組み込んでおくことの大切さをアピールしました。
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■消防写真集の紹介
より消防の活動を身近に感じていただくため、写真集の作成に取り組みました。学生目線で撮影した消防活動の写真には、日々の訓練や市民の安全を守る消防の想いが収められ、レイアウトにさまざまな工夫を施した見どころ満載の一冊が完成しました。現物はブースに展示され、たくさんの方にご覧いただきました。手に取った方から、直接学生に質問いただく様子などもみられ、写真集の仕上がりは大変好評でした。
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イベント中は、ステージ横で消防ふれあいコーナーも実施され、消防やJR西日本の制服着用体験などもおこなわれ、多くの方々にご参加いただきました。