お知らせ

2024年9月17日

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【開催報告】「全国同時七夕講演会2024」を開催しました。

2024824日(土)、大阪市博物館機構との包括連携協定に基づく博学連携事業として、大阪市立科学館にて「全国同時七夕講演会2024」を開催しました。

大学院理学研究科の藤井俊博准教授が講師となり、「「アマテラス粒子」の検出 ~宇宙でもっとも高いエネルギーをもつ粒子の謎」と題して講演しました。

講演では、初めに、宇宙線とは何か、空気シャワー現象とそれを検出する地表粒子検出器について説明し、「テレスコープアレイ実験」によって検出された極めて高いエネルギーの宇宙線を「アマテラス粒子」と命名した理由や検出の経緯、観測方法、地表粒子検出器の製作や設置作業などを写真や動画を交えて紹介しました。アマテラス粒子は有力な候補天体がない方向から到来したことから、未知の天体現象や標準理論を超えた新物理起源の可能性があると言及しました。講演の最後には、宇宙の謎を解明する道しるべとなるかもしれないアマテラス粒子について句作した一句 「あまてらす まだ観(み)ぬ宇宙(そら)の みちしるべ」 を紹介し、講演を締めくくりました。

会場内には大阪市立科学館の協力のもと、さまざまに展開するスライドがきれいに映し出されていました。

本講演会には定員を超える多数の応募があり、とりわけ中高生からの応募が多数ありました。当選された参加者の方々は熱心に聴講され、最後の質疑応答ではたくさんの質問が上がり、講演会は大盛況のうちに終了しました。

開催日時 2024年8月24日(土) 13301530

会場 大阪市立科学館 研修室

参加者数 69名(抽選により決定)

応募者数 202

講演会の様子

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「全国同時七夕講演会2024」チラシ