お知らせ
2024年9月27日
- 報告
【報告】アゴラセミナーⅠaの報告会を実施しました︕
【授業の概要・目的】
地域連携副専攻(CR副専攻)のコア科目であるアゴラセミナーⅠaでは、それぞれの課題に沿って調査・フィールドワークを行います。2024年度は、地域・文化資源クールでは「地域文化資源の活用によるレジリエントなコミュニティの構築」をテーマに、環境・防災クールでは「都市における自然共生サイトの重要性と環境保全の取り組み」をテーマに、様々な課題を学習しました
・担当 地域・文化資源クール:中川 眞先生(都市科学・防災研究センター 特任教授)
環境・防災クール:遠藤 徹先生(工学研究科 准教授)
【報告会の概要】
2024年度アゴラセミナーⅠaの最終報告会を、2024年9月11日(水)に杉本キャンパス・高原記念館交流スペースで開催しました。
中川先生のクールでは、下記のテーマ別に5つの班に分かれ、イベントへ参加したりフィールドワークを行いました。報告会では、各班で学んだ地域や文化コミュニティの現状と課題について考察などを交えて発表を行いました。
・釜ヶ崎芸術大学(大阪市西成区)
・過疎地の盆踊り(奈良県吉野郡十津川村)
・高齢者の紙芝居劇団「むすび」の公演(大阪市西成区)
・障害者のアート「たんぽぽの家」「アートセンターHANA」(奈良市)
・ホスピタルアート「四国こどもとおとなの医療センター」(香川県善通寺市)
遠藤先生のクールでは、大阪市の港湾海域に造成された大阪南港野鳥園人工湿地にて2回のフィールドワークを行い、都市における自然共生サイトの重要性について学習するとともに、環境保全活動に実際に参加して地域による環境保全活動の実態を学びました。報告会では、講義で学んだ都市における海辺(干潟)の役割や環境保全活動を体験した感想、他に同じような活動をしている事例についての紹介など、各々が発表を行いました。
19名の学生がそれぞれのテーマにしっかり向き合い、フィールドワークを通して地域課題を実感し、地域との関わり方について学ぶ良い機会となったことが伝わる報告会となりました。