お知らせ

2025年2月27日

【開催報告】博学連携講演会「昭和」の大阪―都市の歴史、大学の研究―

本学と大阪市博物館機構・大阪市文化財協会は、博学連携事業として、2025年2月１日（土）に博学連携講演会を本学杉本キャンパス 1号館 140周年記念講堂にて開催しました。

本講演会は、大阪市立大学（現大阪公立大学）の歴史と研究の諸相を、都市大阪の近代史のなかで読み解いていく内容で構成され、学内外6名の専門家が講師を務め、様々な観点から各々の最新の調査研究成果をスライドや資料をもとに紹介しました。

当日は100名を超える方々にご参加いただきました。メモを取りながら熱心に聞き入る参加者の方も多く見られました。

また、講演会参加者を対象に「大阪市立大学140周年記念展示室」の見学会も同日開催し、大学の研究成果である大阪の自然と歴史に関する資料を公開しました。

大阪公立大学の歴史・研究への関心をさらに深めるきっかけとなる講演会になりました。



<講演会プログラム> ・開会あいさつ　大阪公立大学副学長／地域連携センター長　重松孝昌・講演会の趣旨　大阪公立大学大学院文学研究科教授／博学連携ワーキンググループ座長　仁木宏・「大阪の都市計画とキャンパスづくり」　鹿児島大学工学部工学部長・建築学科教授　木方十根・「山根徳太郎の北京在外研究と大阪商科大学―難波宮の調査研究に至る経緯―」　　大阪公立大学大学院文学研究科客員教授／大阪市立大学名誉教授　栄原永遠男・「杉本キャンパスと生きた化石『メタセコイア』」　　大阪市立自然史博物館学芸員　西野萌・「占領軍と杉本学舎『キャンプ・サカイ』の実態―戦前戦後の断絶と再生―」　大阪教育大学附属高等学校池田校舎教諭　松本裕行　（元大阪公立大学大学史資料室客員研究員）　・「現在に連なる本格的な総合大学の整備と学生運動」　　大阪公立大学大学院経営学研究科教授　中瀬哲史・「放散虫化石がおこした革命」　　大阪公立大学国際基幹教育機構准教授　桑原希世子・閉会あいさつ　大阪市立自然史博物館館長　川端清司