日々の活動

2024年11月25日

北海道滞在型木工ワークショップ

こんにちは! 学部3年の久嶋はるひです。



私はこの夏休み、北海道十勝郡浦幌町で滞在型学生木工ワークショップに参加してきました。



このワークショップは、梦の森グランドデザインという浦幌町の林業や豊かな森林環境を保ち、次世代に受け継いでいくための全体構想をもとに、「森とともにある暮らし」をコンセプトに行なっている様々な参加型の活動の中の一つです。



異なる学校で建築・デザインを学ぶ学生と共同で家具・什器の設計をし、講師の方にご指導をいただきながら実際に自分たちで制作しました。

作業の様子

                    「廃校になった旧常室小学校をリノベーションしたTOKOMURO Labでの作業の様子。」





私たちは、「くるりいす」という家具を製作しました。



ここで過ごす人は木を感じながら、さまざまな過ごし方を楽しむことができます。

椅子の脚を穴に差し込み、くるりと回して形を変えることができるように設計しました。

くるりいす

「形を変える、くるりいす。」



このワークショップでは、モノを作ることの難しさを木材に触れながら学ぶことができ、

林業現場見学や漁業の見学など、自分だけではできないような経験もたくさんさせていただきました。

浦幌町の皆さんは、私たちが初めて来たにも関わらずとても温かく迎えてくださり、このワークショップは夏休みの一番の思い出になりました!

林業現場見学の様子

「浦幌町森林組合や、浦幌町で、製材・チップの製造販売、社有林・個人山林の管理を行う木下林業さんにご協力いただいた林業現場見学。」

農家さん

「浦幌町の農家さんの農園。驚くほど甘くて美味しいとうもろこし。」



異なる環境で学ぶ学生と設計をすることは、三回後期のグループ設計課題演習に向けて良い経験にもなりました。ぜひ興味がある方は、夏休みに参加してみてください!




投稿者/久嶋はるひ(学部3年)