日々の活動

2024年12月2日

築250年の蔵に泊まる。

こんにちは! 学部3年の島田みのりです。



先日、淡路島に旅行に行ってきました。その際宿泊した宿を紹介します。



DRAWERSの小倉寛之さんが設計した、TERROIRは一棟貸しの宿です。築250年ほどの蔵を移築した建物で、1階に蒸留所と薪窯付きのキッチン、2階に寝室とお風呂が配置されています。



外観を見ると新築のように思いますが、中に入ると歴史を感じる柱や梁を見ることができます。石の上に柱をのせる伝統構法も取り入れており、他にはない空間となっているのではないでしょうか。

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「左:外観 右:1階の蒸留所」

2階に行くと、天井の躯体が現れており、開放感のある空間になっています。

また、歴史のある躯体を、新しい床・壁・建具が際立てているようにも感じました。

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「2階の寝室」

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「2階の洗面所」

この宿は、五感研究所をテーマにしています。普段都市の中で生活しているときには気が付かないような、植物の香りや美しい景色、おいしい食材を発見するという体験ができました。

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                                                  「2階からの景色」


みなさんもぜひ、素敵な宿を見つけて、訪れてみてください。きっと、なにか新しい発見ができると思います!






「TERROIR」
所在地:兵庫県淡路市釜口1191
用途:宿泊施設
設計:DRAWERS

投稿者/島田みのり(学部3年)