日々の活動

2024年12月16日

「300余年の歴史」を持つ橋

こんにちは! 学部3年の細倉皓介です!

僕は夏休みに訪れた山口県の錦帯橋について取り上げたいと思います!



名勝

「名勝 錦帯橋」

この橋は1673年に岩国藩第三藩主吉川光嘉によって「流されない橋を造る」ことをコンセプトに架橋されましたが、最初の橋は3か月余りで洪水によって流されてしまいます。その後橋脚部を改良した新たな錦帯橋は、1950年に台風で倒壊するまで276年もの間在り続けました。現在の錦帯橋は1953年に基礎部分を石積みの構造からコンクリートに変更し、仕上げに石を張り、その上に木のアーチが架けられています。



朝早く、薄暗い中徐々に見えてきた錦帯橋の全貌は圧巻なものでした。


街並みと錦帯橋

「街並みと錦帯橋」



石張りの基礎上に架かる全長約193mの5連大型木造アーチは、初めて体験する空間で、それまで何とも思わなかった周辺の山脈や街並みと調和していき、これまで図書館や美術館ばかり探訪していた僕には強烈な印象でした。



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「橋脚部と上からの眺め」



木の軸組に関しても様々な学びがあり、昔の大工さんの斬新な設計と現代の技術が融合した今の錦帯橋は四季の変化も大きな魅力の一つで、この橋を登らないと味わえない感動があり、また訪れたいと思う建築の一つです!皆さんも山口県に訪れた際には是非登ってみてください!



「錦帯橋」

所在地:山口県岩国市

投稿者/細倉皓介(学部3年)