投稿 記事

2023年1月26日

室温は20度前後で

WHOは早くから健康と作業性の両面から、最適な気温範囲に関する研究を行ってきました。

すでに1987年には、適切な衣服、湿度、および健康で成人の健康リスクその他の要因と無縁の人には、室内温度の適温範囲は18〜24°Cであるとしています。そして、乳幼児、高齢者、および重大な健康上の問題を抱えている人には、最低20°Cが推奨されました。

逆に湿度が16°C未満で湿度が65%を超えると、アレルギーなどの呼吸器系疾患を引き起こすとしています。

それらを受けて、WHOは2018年にガイドラインを作成しました。 
「18°C」が「寒い季節に一般の人々の健康を保護するための最低限度室内温度」であり、子供、高齢者、心肺疾患やその他の慢性疾患を持つ人々。高い室内温度にさらされるリスクに関する推奨事項は、「リスクの低い高温は、地域によって異なりますが、約21〜30°C(70〜86°F)の範囲で、許容される最高温度は25〜32°C」とされています。

世界トップ100レベルの科学に則しコンプライアンスを大切にし、きっと従業員や顧客の健康や研究活動にも配慮する本法人では、当然、18度を切るような環境はないことでしょう。

みなさんも将来に響く健康リスクを避けるためにも、室温をチェックして、20度前後以上の環境を維持するように心がけましょう。

Helthy Housing leaflet

Housing impacts health: new WHO guidelines on housing and health

事務所衛生基準規則(昭和四十七年労働省令第五条第三項