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2023年10月10日

  • 研究関連

方向二色性を利用した反強磁性ドメインの可視化に関するPerspective記事がAPL Materials誌にオンライン掲載されました。

光の伝搬方向を反転すると物質の光学特性が変わる現象を非相反光学応答と呼びます。その典型例が、吸収係数が変化する方向二色性です。我々は最近、方向二色性および関連する非相反光学応答を利用することで、反強磁性ドメインの空間分布を可視化できることを実証し、この手法をいくつかの反強磁性体の研究に適用してきました。本記事では、その内容と今後の展望についてまとめています。

https://doi.org/10.1063/5.0160085