新着論文
2025年2月22日
【New publication】水やエタノールと相互作用して色が変わるMOFを用いたアルコールセンサーを開発しました!
金属有機構造体(MOF)の透明性の高い薄膜を作製することに成功し、MOFが水やエタノールと相互作用することで色が変化することを見出し、色の変化からアルコール濃度を計測できるセンサーを開発しました。本研究で作製した薄膜は測定可能なエタノール濃度範囲に制限はなく、スマートフォンで容易に濃度を分析できます。市販のアルコール飲料の分析も可能であり、他にも工業排ガスやアルコール呼気チェックなど幅広い場面での活用も期待されます。
修士1年(当時)の土岐君が中心となって取り組んだ研究です!
Toki Y., Okada K., Fukatsu A., Tsuji Y., Takhashi M., Solvato/Vapochromism-Based Alcohol Sensing through Metal–Organic Framework Thin Films with Coordinatively Unsaturated Metal Sites. Small. Sci. (2025).
https://doi.org/10.1002/smsc.202400634
大学プレスリリース: https://www.omu.ac.jp/info/research_news/entry-16913.html