お知らせ

2024年7月1日

  • 一般

JST創発的研究支援事業に岡田准教授の研究課題が採択されました

岡田准教授の研究課題「分子/格子整合有機-無機界面が織りなす革新的材料」が、2023年度 科学技術振興会 (JST) 創発的研究支援事業の新規研究課題として採択されました。

 

JST創発的研究支援事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ長期的に支援するものです。

(文部科学大臣からのメッセージ:https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/mext_00216.html

 

研究課題に対する岡田先生のコメント
身の回りの製品は多岐にわたる材料の組み合わせでできており、その材料間の「界面」が存在しています。有機材料や無機材料においては、物質間での界面の精密設計・制御が大きなイノベーションを創出してきたと言っても過言ではありません。一方で、有機物質と無機物質のハイブリッド材料においては、幅広い分野で利用されているにもかかわらず、その「界面」に関しては十分に設計・制御できているわけではありません。この創発研究では、有機物質と無機物質の間で、原子位置が整合した「界面」を生み出し、新規材料の創製を目指します。
最長10年間の研究期間で、じっくりと世界レベルで独創性の高い研究を行いたいと思います!

HP_岡田創発