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2017年6月21日
- 記事掲載
プレスリリース:世界初!ショットピーニングを実用レベルで解析可能なシステムを開発―溶接継手の強度信頼性向上のために―
柴原研究室と日本原子力研究開発機構および発電技術検査協会との共同研究成果により、世界で初めてショットピーニングを実用レベルで解析可能なシステムの開発を行い、その内容がプレスリリース(報道発表)されました。
柴原研究室では、理想化陽解法FEMを用いたピーニングシミュレータの開発を行っており、100万以上もの多量のショットを被加工体に当て、溶接部の残留応力を大幅に低減する工法の解析を実施してきました。その手法が実用レベルに至りましたので、プレスリリース致しました。
なお、本研究は、文部科学省国家課題対応型研究開発推進事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進事業」により実施された「原子力発電機器における応力改善工法の長期安全性評価のための基盤技術開発」の成果の一部でもあります。なお、本研究の成果は、岡田崇志君、北村徳識君、木谷悠二君、山田祐介君、生島一樹先生の日々の努力の賜であり、心より感謝申し上げます。