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2022年9月1日
都市学科のカリキュラムには3年次の夏季研修期間に「学外実習」があります.
インターンシップは広く行われていますが,その多くは数日間の短期で会社の概要やプロジェクトの様子を見学することを通じて就職活動のモチベーションを高めることを目的としています.会社によっては本番の就職試験を見据えたワークショップなどを課すところもあるようです.
本学科の科目として提供される「学外実習」はインターンシップのように,企業や行政,研究所などの機関に受け入れていただきますが,学科の紹介を通じて行われます.
受け入れ先からは実習状況の報告と評価を頂き,最終的には実習報告会を通じて単位が認定されます.
合計2週間程度と少し長めの期間となっており,その中では実務の体験を通じて実践的な学びの体験を得ます.
学外での様々な体験をこれからの学習にフィードバックさせることで,学びのモチベーションを高めることを目的としており,就職活動に主軸を置いたインターンシップとは少し違います.
受講生からは,「専門科目での学びと実際の業務とがこれほど結びついているとは思わなかった」「改めて学びなおしたいと思う」「就職のモチベーションが高まった」などの意見を毎年聞いており好評です.
今年度もたくさんの学生が学外実習に参加していますが,北海道開発局で実習を行った井口樹さんの実習内容が,幾つかの新聞記事として報道されましたので(北海道新聞、日刊宗谷、北海道建設新聞、北海道通信社),以下に一例を紹介しておきます.
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/723018/
海底地形を計測する深浅測量やそのデータ整理などに従事し,北海道の自然の豊かさと厳しさを踏まえた施設整備のあり方を学ばせて頂いたようです.
受け入れていただきました北海道開発局の皆様には厚く御礼申し上げます.
稚内港北防波堤ドームにて.写真左側が井口さん.
港湾業務艇において深浅測量に従事.写真右側が井口さん.
参考
国土交通省北海道開発局 稚内開発建設部 「豆知識 北防波堤ドームの歴史について」
稚内市役所 建設産業部 観光交流課HP 「稚内港北防波堤ドーム」解説
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