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液体を固体表面に滴下すると、液滴(水滴)となります。この液滴と固体表面とのなす角度を「接触角」といいます。「接触角」は「ぬれ」を表す指標としては非常に直感的でわかりやすく、あらゆる産業分野において、表面評価手法として採用されています。 「ぬれ」という現象は日常生活や製造現場でも見かける身近な現象ですが、最近では「ぬれ」を制御することで、様々な分野で新しい付加価値が想像されてきています。 たとえば、「曇らない鏡」「水をはじく衣類」「すばやく効く薬」「汚れないフライパン」など、私たちの快適な生活は「ぬれ」の制御技術によって支えられているといっても過言ではありません。 「ぬれ」を制御するには、正確な評価が必要であり、そのために接触角計は幅広い分野で使用されています。 表面分析の分野で“3種の神器”に例えられる、オージェ電子分光分析(AES)、X線光電子分光分析(XPS)、二次イオン質量分析(SIMS)に、接触角測定を加えることで表面状態の特性をより多面的にとらえることができます。
接触角測定の画像処理機能において、画像取込タイミングにおける自動液滴認識を可能にした接触角計です。この機能により、測定者の判断で最も個人誤差を受けやすい液滴画像の取込みタイミングを任意に設定することで、測定値のばらつきを最小限に抑えます。常温下における静的接触角測定を精度良く測定することを的に絞り、機能を限定することで低価格化を実現しました。ぬれ性の影響因子の一つである表面張力の測定ソフトウェアも標準装備しています。
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