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2025年4月25日

工学研究科の小川 秦一郎助教らによる航空機用バイオ燃料に関する研究成果を大阪ヘルスケアパビリオンで展示

工学研究科の小川 秦一郎助教、現代システム科学研究科の前田 泰昭客員教授、Huynh Phuong Uyen Nguyen客員研究員らによる航空機用バイオ燃料に関する研究成果が、610日(火)~16日(月)までの7日間、大阪ヘルスケアパビリオン内に設置される「リボーンチャレンジ」(出展企業:株式会社万立)で展示されます。

「リボーンチャレンジ」では、400社以上の大阪の中小企業・スタートアップが、「ヘルスケア」「SDGs」「デジタル」「ライフスタイル」などのテーマに沿って、万博会期中の26週間にわたり新技術やプロダクトを週替わりで展示します。

本展示は「健康・快適・サステナブルな生活」をコンセプトとしており、ココナッツ油を原料とした航空機用バイオ燃料の製造プロセスや小型ジェットエンジンを用いた燃焼試験の紹介動画、研究内容に関する前田 泰昭客員教授へのインタビューが視聴できます。

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航空機用バイオ燃料の燃焼試験の様子

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ココナッツ油から製造したバイオ燃料

小川助教のコメント

私たちの研究グループで研究開発している新しい航空機用バイオ燃料の製造手法は、従来の製造手法に比べて、製造・利用時の環境負荷を低減できる可能性があることがわかってきました。今後はさらに研究開発を加速させ、社会実装を目指して取り組んでまいります。短い展示期間ではありますが、ご来場の皆様に本研究をご覧いただき、未来の航空燃料の可能性について考えていただく機会となれば幸いです。

関連情報

EXPO2025大阪ヘルスケアパビリオン リボーンチャレンジ公式Webサイト

本件に関する問い合わせ先

大阪公立大学大学院工学研究科
助教 小川 秦一郎(おがわ しんいちろう)
E-mailshinichiro.ogawa[at]omu.ac.jp ※[at]@に変更してください。