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2025年4月23日

LAC-SYS研究所の床波 志保副所長、飯田 琢也所長らが、大日本印刷株式会社が実施する大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ「Come Together!」に参加

LAC-SYS研究所床波 志保副所長飯田 琢也所長らが、大日本印刷株式会社(DNP)が大阪ヘルスケアパビリオンのリボーンステージで202552日(金)~3日(土・祝)の2日間実施する「Come Together! -未来はいろいろな輝きに満ちている DNPのテクノロジー-」に参加します。

床波副所長飯田所長らが参加するプログラム『微生物電池に関する展示・トークショー「微生物電池の秘密を知ろう!」』では、本学LAC-SYS研究所とDNP、株式会社TMEICが共同で研究・開発に取り組んでいる微生物電池の仕組みや微生物を光で濃縮する技術開発、今後の展望を展示とトークショーで紹介します。

「微生物電池システム」は、微生物の一種である“発電菌”が有機物を分解する際に電子を発生させる性質を活かして、汚水中の有機物を分解しながら発電し、廃水処理を行う環境浄化型のシステムです。

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微生物電池の原理と模型およびハニカム電極上に光濃縮で捕捉した微生物のイメージ(NEDOの成果)

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多種多様な生体物質を高密度集積可能な光濃縮システムのデモ機(JSTの成果)

微生物電池に関する展示・トークショー「微生物電池の秘密を知ろう!」 概要

トークショー

開催日時:202552日(金)1100113014001430
        53日(土・祝)11001130

展示

開催日時:202552日(金)9301800
        53日(土・祝)9301700

関連情報

大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで未来が体験できる「Come Together!」開催(大日本印刷株式会社Webサイト)

外場濃縮で発電菌を大量集積!環境浄化型微生物電池の実用化を目指す 本学と企業の三者共同研究がNEDO「若サポ・共同研究フェーズ」に採択(大阪公立大学 Webサイト)

JST未来社会想像事業 「共通基盤」領域 本格研究「低侵襲ハイスループット光濃縮システムの開発」(JST未来社会想像事業 Webサイト)

大阪公立大学研究推進機構 LAC-SYS研究所Webサイト

本プロジェクトについて

LAC-SYS研究所ではこれまで、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)官民による若手研究者発掘支援事業(若サポ)「共同研究フェーズ」の課題「有用微生物の外場誘導濃縮による革新的エネルギー・物質変換システムの創成(代表:床波 志保)」を推進し、磁場や光などの外場誘導濃縮技術を用いて発電菌を生きたまま電極上に高密度集積した微生物電池を産学連携で開発してきました。また、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)未来社会想像事業「共通基盤」領域 「本格研究」の課題「低侵襲ハイスループット光濃縮システムの開発(代表:飯田 琢也)」を推進し、微生物を含む多様な生体物質を光濃縮する技術を独自開発しています。今回展示する微生物電池の模型や光濃縮システムのデモ機は、これらのプロジェクトの成果の一部です。

本件に関する問い合わせ先

工学研究科/LAC-SYS研究所
教授/副所長 床波 志保(とこなみ しほ)
TEL:072-254-9824
E-mail:tokonami[at]omu.ac.jp

理学研究科/LAC-SYS研究所
教授/所長 飯田 琢也(いいだ たくや)
TEL072-254-8132
E-mailt-iida[at]omu.ac.jp ※[at]@に変更してください。