寄附活用事例

2024年8月20日

基金の支援を受けた交流事業実施されました。 ー外国人留学生国際交流事業(留学生国際交流事業奨学金)ー

都市経営研究科では、2023年10月より2024年2月までイタリア国パドバ大学からの派遣留学生を受け入れました。留学生は、梅田キャンパスの座学として、イノベーションマネジメント論とビジネスモデル論の二科目を、杉本キャンパス及び中百舌鳥キャンパスにて、COIL型教育プログラムのSI(Social Innovation)コースの授業に参加し、他大学からの留学生との交流を深めました。これらの講義で学んだ知識の社会実践を確認するために、課題演習の科目において、公職及び実業界で活躍する本研究科修了生等を非常勤講師として採用し、関西域内の企業訪問、大阪万博2025関係視察、国際交流拠点等を実施しました。この他に、経営学研究科教員及び各々のゼミ生との交流機会も設けました。

また、秋学期には、本プロジェクトを担当する小関教授がパドバ大学を訪問して英語で出講し、さらに、留学支援担当の方々と、両大学の協定契約の更新について協議を行いました。

寄附者へのメッセージと活動報告

今回、イタリアパドバ大学からの交換留学生の受け入れは初めての経験で、研究科の教員、スタッフ及び学生が一丸となって事業を推進しました。来日されたSara Maccacaroさんは、各キャンパスでの学生生活を楽しみ、日本の文化・社会・経済に関し視野を広げることができました。寄付者の方々には、深く御礼申し上げます。
なお、本学との交換留学生の制度は、パドバ大学のHPに掲載されています。

Study Abroad | Ulisse Program | Osaka Metropolitan University (youtube.com)

なお、Sara Maccacaroさんは、以下サイトのyooutube動画にて、本学での学生生活の様子を紹介されています。この中で、理論と実践を同時に学べたので、とても有意義だったと述べられています。

Study Abroad | Ulisse Program | Osaka Metropolitan University | Sara Maccacaro (youtube.com)

また、小関教授のパドバ大学での出講には、日本滞在中のSara Maccacaroも日本からオンラインで講義に参加し、留学の状況を講義の中で伝えました。このことにより、R6年度に日本への留学を志す学生に、日本における学びの内容を直接伝えることができました。
近い将来、大阪公立大学の学生さんが、イタリアに留学する日が来ることを期待しています。

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