お知らせ

イノベーションアカデミーワークショップを開催

2024年1月13日（土）、I-siteなんばにて2023年度イノベーションアカデミーワークショップを実施しました。今回は企業、地方公共団体、学生等の皆様あわせて120名ほどご参加いただきました。たくさんのご参加ありがとうございました。

本ワークショップは、イノベーションエコシステム（産学官民が相互に協働し絶え間なくイノベーションを誘発するシステム）を構築するために、社会課題の解決に向けたアイデアの具現化や研究シーズの技術移転や社会実装を構築するための気づきを得ることを目的に開催されました。ワークショップのはじめには、「イノベーションアカデミー事業」に先駆的に取り組んでこられたニューメキシコ大学前学長のRobert G.Frank氏をお招きし、ニューメキシコ州でのイノベーションエコシステム構築について講演いただきました。
お話の中で、イノベーションエコシステムを構築するためには自治体との連携・協力が重要であることが示されました。本学においてもイノベーションアカデミー事業を進めるにあたり、大阪府・大阪市・堺市等の行政機関との密接な連携をしていくこととしており、今回のワークショップでは多数の自治体関係者の方に参加いただきました。

その後のパネルディスカッションでは、「スタートアップを活用した地域課題解決」をテーマに大学教職員、国・自治体関係者等から取組が紹介され、それぞれの立場からの意見交換を行い、有意義なディスカッションとなりました。

また、大学教員と学生によるビジネスアイデアピッチでは、様々な分野における社会実装に向けた挑戦的な取り組みについて発表されました。各発表の後に、アドバイザーの皆様からコメントや助言をいただき、発表者にとっては新たな気づきや前へ踏み出す一助になったのではないかと思います。

ワークショップの最後には、I-siteなんばのOMUリビングラボにて、ピッチ発表者のポスター展示も実施し、会場では参加者との活発な意見交換や、また参加者同士の交流が行われ、盛況のうちに終了しました。

ワークショップの様子

Robert G.Frank氏、藤村副学長等が堺市長を訪問

基調講演でお招きしたニューメキシコ大学元学長のRobert G.Frank氏と藤村 紀文副学長が、1月17日に永藤堺市長を表敬訪問し、中百舌鳥エリアにおけるイノベーション創出に関する意見交換を行いました。

訪問の様子