お知らせ
2024年12月10日
大阪公立大学協創推進事業「AEDマッピング救命医療研究」を開始
大阪公立大学、堺市消防局救急部、日本光電工業株式会社及びセコム株式会社が連携して実施する実証プロジェクト「AEDマッピング救命医療研究」が開始されました。
本研究は、心肺停止傷病者のもとへ、いち早くAEDを届ける仕組みが救命率にどのように寄与するか検証・分析を行い、AED設置の有用性を示すデータを収集することで、AEDの設置と活用をさらに推進し、救命率の向上に繋げることを目的として実施するものです。研究期間中、堺市内すべての郵便局及び研究に賛同いただいたコンビニエンスストアにAEDを設置し、「まちかどAED」として登録します。心肺停止が疑われる救急要請があった際、消防指令センターから本研究にボランティアで参画する消防職員(勤務時間外に限る)に発生場所等の情報をメールで通知します。救急車が到着するよりも早く現場に駆けつけることが可能な消防職員は、付近のまちかどAEDを搬送し、心肺蘇生法など救命活動を行います。
本研究は、企業版ふるさと納税等を活用した大阪公立大学協創推進事業の一環として実施されます。
・研究期間:令和6年12月10日~令和8年12月31日(予定)
・研究代表者:大阪公立大学大学院文学研究科 教授 木村 義成 (研究分野:人文・社会/人文地理学/地理情報科学)
【参考】
(堺市消防局webサイト)
https://www.city.sakai.lg.jp/kurashi/bosai/shobo/shimin/kyukyu/aed/AEDstudy.html
(堺市プレスリリース)
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/hodo/hodoteikyoshiryo/kakohodo/teikyoshiryo_r6/r612/061204_01.html
(大阪公立大学協創推進事業について/堺市HP) https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/toshi/scd/daigaku_torikumi/korituuniv_torikumi/75646720240604171758114.html