課題解決を希望する方へ

大阪公立大学大学院 情報学研究科 学際情報学専攻 自然言語処理研究室では、共同研究を希望する研究開発機関の方を広く募集しております。研究テーマのページに記載したものを中心に自然言語処理や機械学習を実サービスに応用する様々なトピックに関して共同研究として取り組むことが可能です。本研究室に興味がありましたら、お問い合わせフォームからご連絡をいただければ、日程を調整させていただきます。

研究開発機関の方へ

本研究室では、現実社会の課題の解決に貢献することを目指しており、共同研究、受託研究、技術相談の3つの形態により課題の解決に協力させていただきます。希望する課題がどれに該当するかについては、ご相談ください。

共同研究

解決を希望している課題のうち、本研究室と共同して課題の分析から解決策の提案とその効果の検証までが対象となります。基本的には担当する本研究室の学生を決定して、研究・開発を進めていきます。分析から検証まで幅広い内容を含むため、進捗状況によって柔軟に以後の方針の検討を行う予定です。このため、月1回程度のペースで進捗報告と方針の検討を対面(またはオンラインミーティング)で行う予定です。研究開発の成果については、卒業論文または修士論文として発表させていただきます(事前にご連絡をいただければ、外部非公開にすることは可能です)。また、事前に発表内容のチェックを行うことを条件に、国際会議や論文として外部発表させていただきたく思います。共同研究の期間については、長期的に取り組む可能性が高いと思われますので、年単位での契約を基本としております。複数年であれば長期的、安定的に課題に取り組めますので、複数年の契約を歓迎いたします。本研究室との契約についての具体的な手順については、以下のページをご覧ください。

産学官連携推進制度 共同研究について

受託研究

解決を希望している課題のうち、課題の問題点が比較的明確になっており、本研究室が有する解析手法などで解決が可能と思われるものを対象とします。このため、解析手法を提案された課題へ適用すること中心となると思われます。ご提案いただいた課題を検討させていただくことで、受託研究としてではなく共同研究として実施させていただくことをお願いすることがあります。基本的に担当する本研究室の学生を決定し、解析手法を提案課題へ適用することで進めていくことになります。課題への取り組み方法が明確であるため、頻繁に方針の変更が発生しないと思われます。このため、提案課題へ解析手法を適用した結果をもとに議論することが基本となります。したがって、2、3ヶ月に1回のペースでの進捗報告を対面(またはオンラインミーティング)で行うことを想定しています。本研究室との契約についての具体的な手順については、以下のページをご覧ください。

産学官連携制度 受託研究について

技術相談

解決を希望している課題のうち、自然言語処理や機械学習などの既存の研究成果や本研究室が有する研究手法を用いた解決方法をアドバイスさせていただきます。また、具体的な課題を想定しない自然言語処理、機械学習などの研究の最新情報を紹介することもできます。技術相談では課題に対するソリューションの提案や最新情報の紹介が主であるため、本研究室として担当学生を決めて課題に取り組むことは想定しておりません。技術相談により課題の方向性が明確となり、本研究室でソリューションの開発を希望される場合、受託研究や共同研究として取り組ませていただければ幸いです。

産学官連携制度 技術相談について