SIGLOC

2020年9月15日

  • 研修の記録

2020年度第6回ソーシャル・イノベーション研修(オンライン) × 世界8カ国・地域

2020年度
第6回ソーシャル・イノベーション研修(オンライン)
× 世界8カ国・地域
日程
2020年8月31日~9月11日
参加人数
24 名: ザンビア大学 (ザンビア・7名), へリオットワット大学マレーシア校 (マレーシア・5名), 大阪市立大学 (日本・2名), サンクトペテルブルク州立大学 (ロシア・3名), テイラーズ大学 (マレーシア・3名), へリオットワット大学 (英国・1名), マカオ工科大学 (マカオ・1名), マレーシア工科大学 (マレーシア・2名)
活動拠点
オンライン (自宅)

大阪市立大学は、2018年度文部科学省「大学の世界展開力強化事業」の採択校として、Collaborative Online International Learning (COIL)を活用したソーシャル・イノベーター育成プログラムを開発しています。その一環として、SIGLOC (Socially Innovative Global Classroom)という短期集中型のソーシャル・イノベーション研修を行っています。

今年の春に引き続き、2020年8月31日より「SIGLOC-online」を開催し、先日9月11日に無事終了いたしました

SIGLOC初日:参加学生と担当教員の顔合わせの様子

本学生を含め、8つの国・地域より総勢24名の学生が集い、完全オンライン形式にて、COVID-19の影響を受けない国際教育の試みとして、学生と教員全てが自宅から参加するCOIL型教育プログラムにより実施いたしました。

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【NEW】2020.10.07更新!

NPS(Net Promoter Score) について、紹介します。
NPSとは この活動を友人や同僚に薦める可能性を数値化したものです。

SIGLOC-online 2020 (August) NPS 65.4

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【NEW】2020.10.06更新!

SIGLOCを終えた学生さまへ、SIGLOCを終えてのアンケート調査を行いました。

下記にアンケート評価をまとめましたのでご覧ください。

20201005_SIGLOC評価結果概要

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今回の研修テーマは「COVID-19から見えてきた社会課題に対するユニバーサルな解決策を模索する」です。

SIGLOC初日:オリエンテーションの様子

参加学生はそれぞれの自宅から各課題に対して調査を行い、随時オンライン上で情報共有をしながら両国の特徴を比較し、最終日にはプレゼンテーションを用いた報告会を行いました。

各チームでの自己紹介の様子

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〇 研修の概要

・ 実施期間: 2020年 8月 31 日(月)~9 月 11 日(金)【12 日間】

・ 実施場所:オンライン

・ 募集人員:12 名 (応募者多数の場合は選考あり)

・ 費用:プログラム参加費 無料

参加者負担 通信費及び取材実費

*大阪市立大学在学生対象:パソコンとポケットWiFiを無料で貸し出します。

〇 SIGLOC-online 2020 (August) の特徴

・全期間オンラインプログラムの試験的実施(学生も教員も在宅参加)

・Multi-National な協働学習(1グループ2か国以上)

・少人数編成でグループワーク

・修了証授与

〇 研修のテーマと内容

    • テーマ:COVID-19から見えてきた社会課題に対するユニバーサルな解決策を模索する

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応募者多数の為、選考を重ねた結果、世界中より総勢24名の学生とともに研修をスタートすることに決定いたしました。

※下記に参加された学生さまの国・地域、大学の内訳を示します(参加人数の多い順)-括弧内の数字は、参加学生の人数。

・ザンビア (7), マレーシア(5), インドネシア (4), ロシア (3), 中国 (2), 日本 (1), 香港 (1), イギリス (1)

・ザンビア大学 (7), へリオットワット大学マレーシア校 (5), サンクトペテルブルク州立大学 (3), テイラーズ大学 (3), 大阪市立大学 (2), マレーシア・日本国際工科院 (2), ヘリオットワット大学 (1), マカオ科学技術大学 (1)


各グループワークの様子

世界中からの参加となった為、時差を踏まえて研修を行いました。

学生は3つのグループ(各6~9名)に分かれ、それぞれCOVID-19から見えてきた社会課題において、次の3つのテーマ別に調査・討論し、課題に取り組みました。

①政府の対策と対応

②私たちのライフスタイルの変化

③経済活動の変化

最終報告会の様子

海外学生とともにそれぞれの国で同じ社会問題に向き合いCOIL型教育として協働する事で、現地での研修とは異なった気づきや学びが得られることが期待されます。今後も同様の教育プログラムの開発に取り組んでいきます。

FAREWELLの様子

【関連動画】

2020年3月実施「オンライン研修(米国アンドリュース大学との協働研修)」報告動画担当教員である中島教授による報告動画でございます。ぜひご覧くださいませ。

参加学生の国籍
ザンビア (7名), マレーシア(5名), インドネシア (4名), ロシア (3名), 中国 (2名), イギリス (1名), 日本 (1名), 香港 (1名)