お知らせ
2024年12月2日
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韓国の慶尚国立大学より学生と教員合わせて30名が生活科学部人間福祉学科を訪問しました。
慶尚国立大学から28名の学生と2名の教員、本学部人間福祉学科から17名の学生と5名の教員が参加しました。学部の紹介、大学での学び、社会福祉士の資格取得に向けた学びなどについて、韓国、日本の学生がそれぞれプレゼンしました。質問タイムでは、カリキュラムや課外活動、卒論のテーマ、日韓の社会福祉士資格の違いなど、たくさんの質問が飛び交い、お互いの話を熱心にメモする様子が印象的でした。
昼食は一緒にお弁当を食べ、その後はグループに分かれて交流しました。話題はKPOPから、オススメの飲食店、少子高齢化社会の課題まで多岐にわたり、あちこちから笑い声やシャッター音が聞こえてきて、とても盛り上がっていました。英語、韓国語、日本語、翻訳アプリを駆使してのコミュニケーションでしたが、学生たちは難なくこなしていました。
慶尚国立大学(Gyeongsang National University:GNU)は、慶尚南道晋州市にある韓国を代表する国立大学です。地域社会への貢献と国際化を教育理念に掲げ、5つのキャンパスで約2万7千人の学生が学んでいます。社会福祉学部では、社会福祉学、心理学、経済学、社会学など幅広く学ぶことができ、社会福祉士の資格取得にも力を入れています。
田中弘美先生よりコメント
今回の交流会になったきっかけは慶尚国立大学 社会福祉学部の任貞美准教授は日本の大学院で博士号を取得しており、私とは同じ研究室で学んだ同期です。国を超えて切磋琢磨できる友人がいることは、学びにおける視野を広げ、将来の選択肢を豊かにしてくれると感じています。学生たちにもそんな特別な経験をしてもらいたいという思いで、今回任さんといろいろ話し合いながらこの交流会を企画しました。
参加した学生たちから「大満足でした!」「友達ができました!」「今度はこちらから韓国を訪ねたいです!」といった感想をたくさんもらったので、今後もこのようなイベントを続けていきたいです。将来は学生の交換留学や教員の共同研究など、多様なかたちでの国際交流に発展させていきたいと考えています。