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2024年12月19日

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人間福祉学科 台湾からゲスト講師をお招きして特別講演を開催しました。

ゲスト講師の張瑋軒(チャン・ウェイシュアン)さんは台湾の「最も影響力のある女性トップ20」に選出されたこともある、オンラインコミュニティ「女人迷(Womany)」創設者・最高責任者です。当日は英語の講演でしたが田中弘美准教授が時折難しいところを通訳しながら、特別講演と小グループでのセミナーに多くの人間福祉学科学生が参加しました。

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「大切なものをまもるために闘う人」のポーズを全員で



~~~参加した学生より報告書が届きましたのでお届けします~~~


「【特別講演】台湾が進める多文化社会―家族の多様性・あらゆる「違い」を認める社会を通じた実践」に関する報告書

作成者:モヤモヤ検討会 北島陽(人間福祉学科3年)

 

開催日時:20241211() 

講師:張 瑋軒(チャン・ウェイシュアン)さん

 

講演概要: 台湾から張瑋軒(チャン・ウェイシュアン)さんを招いて、台湾がどのように多文化社会を推進しているのかを、張さんが起業した社会的企業「女人迷(Womany)」での活動を中心にお話ししていただきました。特に日本でも最近よく耳にする「inclusive(インクルーシブ)」について興味深いお話を沢山お聞きすることが出来ました。

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セミナー概要: 講演の後は、少人数のセミナーでさらに理解を深めました。グループを作り、自分自身や多様性について深掘りするワークを実施しました。「名前」や「きょうだい構成」などの基本的なものから、「一番好きな本/映画」や「自身を3つのキーワードで表すなら?」などの深い内容までまずは自分1人で考え、それを参加者同士で共有しました。

 

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当日の様子: 張さんの気さくな雰囲気で終始和やかに進行されました。講演が終わって感想を書く時間が設けられていたのですが、多くの参加者が思い思いに時間をかけて感想を書いていました。


講演・セミナーを通じて印象に残ったこと・思ったこと:

インクルーシブは会社の概要や宣伝などのシーンではよく目にするようになった言葉ですが、張さんの講演を聴いて知らなかったことや誤解していたことがあったことに気付き、大変勉強になりました。

「政治や役員会議などの場では男性が大半を占めていて女性がマイノリティ(少数派)になることも多いけど、この講演の参加者は女性が多くて今ここにいる男性参加者は圧倒的にマイノリティ側ですよね?このように、誰もが状況によってはその場でのマイノリティになる可能性がある。インクルーシブは一部のマイノリティの人のためのものではなく、みんなのためのもの」という話が特に印象に残りました。

セミナーでは他の人の発表を聞いて「ここは自分も同じだな」と思うところもあれば、「ここは自分はそう思わないな」というところもあり、グループで共有したことで他の人と自分を比較して、相対的に自分をより深く理解することが出来たと思います。

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学んだことを今後どう活かしたいか:

台湾の著名な企業家も多く参加していた講演イベントで質疑応答の時間に、張さんがWomanyを知ってもらうために「私の質問は良い質問ではないのでは?」や「私を当ててほしい!いや、やっぱり当ててほしくない・・・」と内心強く葛藤しながらも勇気を出して挙手した、そしてそのことが張さんの人生を大きく変えたというエピソードから、「怖くても勇気を出す大切さ」を教えてもらったように感じました。この教えを活かせるように、自身がしてみたいことなら不安でも勇気を出して挑戦してみることを実践していきたいです。



チラシ:【特別講演】