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2025年2月6日
- 研究
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金東浩 准教授研究グループ:実験動物飼料の選択がデータ解釈を混乱させる
動物実験は、生命科学・栄養学・医学の発展に不可欠であるが、倫理的配慮の観点から、動物実験の削減を図りつつも科学的信頼性を確保することが求められています。動物実験において、飼料は実験結果の再現性や信頼性を左右する重要な要素です。飼料の選定は、動物の成長、代謝、生理機能、免疫系、さらには疾患モデルの状態にも大きな影響を及ぼすため、慎重に行う必要があります。特に、ビタミンや必須微量元素など、飼料中に微量しか含まれない成分については、徹底した管理が求められます。
このたび、本研究科・生体機能学研究室の金東浩准教授が、名古屋学芸大学および名古屋女子大学短期大学部の先生との共著で、日本ビタミン学会の会誌『ビタミン』に「実験動物の飼料選択がデータ解釈を混乱させる」を掲載しました。本掲載内容が、生命科学・栄養学・医学などの分野で動物実験を行う研究者にとって、適切な飼料選定の一助となれば幸いです。
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