日々の研究活動

2025年4月10日

卒業研究の成果報告会(外山さん、南野さん)

土井研究室では、3月に卒業研究でお世話になった方に研究成果の報告を行いました。

外山乃愛:つっぱり棒ユーザーの住みこなしの特徴

外山さんの研究は、つっぱり棒メーカー様との共同研究で、つっぱり棒ユーザーが住空間をどのように住みこなしているのかについて研究を行いました。つっぱり棒が手軽な住みこなしツールとして活用できている実態を明らかにしました。つっぱり棒メーカー様の今後の事業や活動の参考になりそうという趣旨のコメントを頂き、大変ありがたく感じました。

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南野千咲:訪問型関係人口の生活満足度と地域に果たす役割

南野さんの研究は、広島県福山市山野町で行った地域活動を事例として、関係人口が生まれるプロセスについて研究しました。インフォーマルな関係人口が地域活動の支援につながるなどの好影響があることを明らかにしました。関係人口と協働することで地域の方の意識が変わっていく姿はとても興味深かったです。

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山野町で行った地域活動はこちら

卒業論文は、卒業設計のようなコンテストなどがないので、学生がどれだけ頑張ったとしても成果が目に見える形になりにくい状況があります。今回のようにお世話になった方に研究成果をフィードバックすることで、自分たちの研究が企業や地域で役に立つということを実感してもらえたのではないかと思います。2人とも最後までお疲れ様でした!

最後になりましたが、我々の研究活動にご協力いただいた皆様にお礼申し上げます。