お知らせ

2024年11月11日

  • 研究室の活動

明石実久さんがParis Region 2024 France Paris-Cergy workshopsに参加しました

Paris Region 2024 France Paris-Cergy workshops  Inhabit! Cohabit! Reinhabit!  Metamorphosis of habitat in response to the ecological and social emergency

  • 以下は明石実久さんの報告です

国際都市ワークショップ Paris Region 2024 France Paris-Cergy workshops に参加しました。都市計画分野の学生や若手専門家15名が世界各国から集まり、国際的な専門家やパートナーとともに行われた二週間弱のワーキング・セミナーです。参加者はワークショップ期間中チームを組んで活動し、その成果を国際審査委員会の前で発表しました。

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チームメンバー

ワークショップは、パリから電車で約40分の距離にあるCergy PrefectureThe Art School of Cergy-Pontoiseで行われました。1日目と2日目はまちあるきとレクチャーが行われ、3日目からグループワークがスタート。6日目には中間発表が、13日目には最終プレゼンテーションが行われました。今回のワークショップのテーマは「Inhabit! Cohabit! Reinhabit! Metamorphosis of habitat in response to the ecological and social emergency」(住む!共生する!再居住する!生態学的・社会的緊急事態に対応した生息地のメタモルフォーゼ)でした。出身国が異なるメンバーで構成された3つの5人チームが編成され、私たちのチームでは都市計画から住宅、インテリアまで幅広い提案を行いました。

画像2チームワークの様子

グループワークでは、さまざまな国や背景を持つ参加者たちとの意見交換やディスカッションを通して、新たな視点を数多く得ることができました。特に、各国の都市問題や社会的課題に対するアプローチや考え方の違いが印象的でした。プロジェクトの進め方に関して対立が起きることもありましたが、最終的には共通の目標に向かって意見をまとめることができました。

期間中は、会場からバスで10分ほどの場所に宿舎が用意されており、朝食を共にし、パーティーやカードゲームで交流を深めました。特に印象に残っているのはダンスです。皆がダンスを楽しみ、各国のダンスを披露し合いながら音楽に合わせて踊りました。

画像3ダンスの様子

このワークショップを通じて、自身の修士研究テーマの探求に加え、郊外住宅地に関するグローバルな視点を学ぶ貴重な機会を得ることができました。英語での会話には苦労しましたが、英語を使う度胸と、言語を超えたコミュニケーションの大切さを実感しました。また、現地での調査や専門家との対話により、理論だけでなく実践的な理解も深めることができました。この経験を今後の研究やプロジェクトに生かしていきたいと思います。