学生Voice vol.4

生活科学部 人間福祉学科(2019年度入学)

柴田 菜生さん

 

私が大阪公立大学の人間福祉学科を選んだのは、2つの理由があります。

 

1つ目は、社会福祉士を養成する上でとても魅力的な学校だからです。私は、志望校を決めるときから社会福祉士の資格を取り、それを活かせる仕事がしたいと考えていました。そのとき、人間福祉学科に出会いました。人間福祉学科は社会福祉士の合格率が高く、さまざまな分野で活躍する先生方から学ぶことができる点に惹かれ、志望しました。入学後、素晴らしい先生方の講義を受けることで元々関心があった福祉への興味がさらに深まりました。また、社会福祉士実習では先生方の手厚いサポートもあり、新しいことに挑戦し、試行錯誤する中で多くの学びを得ただけでなく、人としてとても成長することができたと感じています。また、講義や実習を通して、仕事としても福祉と関わり続けたいと考えたため、福祉関係の仕事に就くことを決めました。私は福祉に関わり続けることを選びましたが、人間福祉学科で学んだことは福祉に限らず、さまざまな場面で活かすことができると実感しています。

 

2つ目は、少人数教育に力を入れているからです。実際に、授業や社会福祉士実習、ゼミナールの活動では先生方にいつでも相談できる環境にあり、わからないことや疑問があれば親身になって相談に乗っていただいています。授業やゼミナールでは少人数教育を活かして、フィールドワークを積極的に行っています。現地に足を運び、地域の方からお話を聞いたりしながら、自分で体験して学びを深めることができています。社会福祉士実習に参加するために福祉コースを選択すると、実習に行くだけでなく、福祉コースの仲間と講義内でグループワークをする機会もあります。少人数を活かした生徒同士のコミュニケーションの中で、講義を聞くときとは違う学びを得ることができます。また、人間福祉学科内の同級生の人数が45人程なので、中学校や高校の1クラスのような雰囲気で、気の合う多くの友人ができました。

 

大学生活では、授業以外にもサークル活動やアルバイトなど、さまざまなことを経験できます。自分で授業を選択して自由な時間が増える分、その自由な時間を使って自分のやりたいことに挑戦できることが、大学に通う醍醐味だと思います。私は将来福祉に関わる仕事に就きたいと考え、授業以外にもさまざまなボランティア活動や福祉関係のアルバイトに挑戦してきました。サークルやアルバイト、ボランティア活動を通して、多くの人と出会い、さまざまな価値観に触れることができます。大学で講義を受けるだけでは得られない経験もできると思います。

 

皆さんが無事に大学受験を終え、大学生活の中で、やりたいことに挑戦していけることを願っています。