気象データ

建物の省エネのためには、空調熱負荷計算の気象データの精度を確保する必要があります。 標準年の気象データは通常、少なくとも数十年の気象データに基づいて作成されます。 しかし、近年、気候変動による地球温暖化が顕著になっているため、過去の基準年の気象データを用いた空調熱負荷の計算値が小さすぎたり大きすぎたりする可能性があり、省エネ設計には向いていません。 したがって、新しい標準気象データを作成する必要があります。

また、建物の省エネを適切に提案するためには、まず建物の省エネを理解する必要があります。 また、建物のエネルギー消費量を予測するためのモデルの開発を試みます。

図2図1