文化交流センター博学連携講座(2022年度)「豊臣秀吉の大坂城と城下町〜最近の研究から〜」
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豊臣秀吉の大坂城と城下町
〜最近の研究から〜
豊臣(羽柴)秀吉が大坂城の築城を始めたのは、天正11 (1583 )年です。
城下町も同じときに造り始めていますので、これを都市大阪のはじめと考えればまもなく 450 年になります。
この城と城下町については、近年も発見が色々となされたり、従来の研究に対して新しい見解が対置されたりしています。
「秀吉の大坂」について、各方面から最新の研究成果を披露していただきます。
本講座は、大阪公立大学と地方独立行政法人 大阪市博物館機構ならびに一般財団法人 大阪市文化財協会との包括連携協定に基づき、開催します。
※いずれの日も受付はホール入口で18:00~18:30です。
開講日 | 講座タイトル | 内容 | 講師 |
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11月7日 (月) 18:30~20:00 |
城郭史の中の 豊臣大坂城 |
織田信長の安土城に比べ、城郭史においては豊臣大坂城の評価は必ずしも高くありません。豊臣秀吉が造った城郭のなかでは、むしろ京都の聚楽第が後世に影響を与えたとされてきました。本講座では、城の縄張り、城と町との関係に注目し、豊臣大坂城を見直します。 |
京都先端科学大学 教育開発センター 特任准教授 中西 裕樹 |
11月14日(月) 18:30~20:00 |
政治史からみた 豊臣期の大坂 |
秀吉の時代の大坂は、京都・伏見と並ぶ「首都」の一つでした。ただし、それぞれの「首都」の役割や性格は少しずつ異なるものでした。本講座では、大坂の城や城下町の姿に注目しながら、それらを政治史・国家史の文脈から捉え直してみたいと思います。 |
立命館大学文学部 准教授 谷 徹也 |
11月21日(月) 18:30~20:00
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『言経卿記』にみる 豊臣前期大坂城下町の日々 |
豊臣期の大坂城下町で人々がどのように暮らしていたのか、その様子は意外にわかっていません。本講座では、京都を離れて大坂天満に住むことになった公家の山科言経が遺した日記『言経卿記』(ときつねきょうき)を読み解くことで、城下町で繰り広げられた日常の暮らしや都市の姿をうかがいます。 |
大阪歴史博物館 館長 大澤 研一 |
11月28日(月) 18:30~20:00 |
豊臣大坂城本丸と 石垣−発掘調査で わかったことと課題 |
天下人豊臣(羽柴)秀吉の最初の大事業が大坂城築城でした。しかし、大坂夏の陣後の徳川期の再築で全てが覆われ、豊臣大坂城のうちこれまで明らかにされたのはごく一部でした。本講座では、2020年度の発掘調査を中心に本丸石垣の構造をはじめ、秀吉の築城から夏の陣にいたる大坂城の知られざる姿を紹介します。 |
大阪市文化財協会 事業企画課長/学芸員 清水 和明 |
これら4講座はすべて難易度★★です。
難易度 ★ 一般市民向け・入門講座等 ★★ 一般市民向け・初級講座等 ★★★ 一般市民向け・中級講座等
★★★★ 専門家向け講座・研修 中級 ★★★★★ 専門家向け講座・研修 上級
お申込みはこちら
- 開催場所
- 文化交流センター ホール
大阪市北区梅田1-2-2-600 大阪駅前第2ビル6階 - 対象
- どなたでも
- 定員
- 各回60名(先着順) ※各開催日日の前日の24:00を締め切りとします。ただし、定員になり次第受付終了となります。
- 受講料
- 各回 500円
- 申込期間
- 2022年9月1日〜11月27日
- 申込方法
このページの「お申込みはこちら」からお申込みください。
- お問い合わせ先
- 文化交流センター
TEL: 06-6344-5425(月〜金 9:45〜21:30 、 土 9:45〜17:30) - 主催、協力
- 主催 大阪公立大学 地方独立行政法人大阪市博物館機構 一般財団法人大阪市文化財協会