2023年度 公大授業

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2023年4月29日
杉本キャンパス

文学部・理学部の教員によるさまざまな分野の授業をはじめ、文学部学生とのフリートーク、国内最大級の規模を誇る大学図書館である杉本図書館(学術情報総合センター内)の見学会を開催します。ぜひこの機会に大学の授業やキャンパスの雰囲気を体験し、大学で学ぶことの楽しさを感じてください。

【お知らせ】
3月24日 
文1B(協力する心の不思議)
先着順受付を終了していましたが、参加人数の上限を見直しましたので、申込受付を再開します。



開催日時

2023年4月29日(土・祝) 12:30~17:00 ※受付11:30~

プログラム

1時限目 12:30~13:40
講義概要 申込
文1A 高校の「倫理」と大学の「倫理学」
哲学歴史学科哲学コース 准教授 土屋 貴志

高校の公民の教科「倫理」で学んだことは、大学の「倫理学」や「哲学」にどうつながるのでしょうか?大学入試共通テスト等の「倫理」で出題される問題を解くために勉強することは、大学に入って「倫理学」や「哲学」を履修する際に、何が、どのくらい、どのように、役に立つ(あるいは役に立たない)のでしょうか?高校で学ぶ「倫理」と、大学で学ぶ「倫理学」「哲学」等(哲学コース提供科目)の共通点や相違点について考えます。
高校生 高校生以外
文1B 協力する心の不思議
人間行動学科心理学コース 准教授 橋本 博文

私たちは互いに協力しあう生き物です。しかし、協力しあえることは決してあたりまえのことではありません。他人と協力することによる損得と、他人を裏切ることによる損得とを秤(はかり)にかけると、なぜ私たちは協力しあえるのか、その不思議さが際立ちます。この講義では社会心理学の視点から、私たちの協力する心の不思議さを考えます。
高校生 高校生以外
理1E 日常生活に潜む数学
数学科 准教授 物部 治徳

私達は普段、日本語などを用いて、自分の考えを相手に伝えようとします。一方、雲や天体の動き、株価の変動、感染者数の増減など、複雑な自然現象や社会現象は日本語だけで表現しようとすると、情報が粗くなってしまいます。このような複雑な自然現象や社会現象をより詳細に表現する手段として、数学は非常に有効です。この講義では、日常生活に潜んでいる数学を紹介しつつ、数学の持つ力と魅了を紹介していきたいと思います。
高校生 高校生以外
理1F 生体分子が操るプログラミング機能
化学科 教授 森内 敏之

生体内では、DNAの二重らせん構造やペプチドのらせん構造などに見られるように、核酸塩基やアミノ酸のプログラミング機能により配列組織化された特異な構造や機能が発現されています。本講義では、生体内で重要な役割を果たしている核酸塩基やアミノ酸のプログラミング機能を利用した分子の変幻自在な配列組織化と機能プログラムについて紹介します。
高校生 高校生以外
2時限目 14:10~15:20
講義概要 申込
文2C ことばへの気づきと複言語教育
言語文化学科フランス語圏言語文化コース 講師 大山 万容

「複言語教育(plurilingual education)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。複数言語との接触が多いヨーロッパを中心に21世紀に発展してきた言語教育で、ことばへの気づきを高めるために様々な教育的アプローチが開発されています。この講義では複数の言語(変種)を同時に使う「言語への目覚め活動」を実際に体験しながら、複言語教育の考え方の何が新しいのかを見ていきましょう。
高校生 高校生以外
文2D 社会的課題と共にある音楽活動
文化構想学科文化資源コース 准教授 沼田 里衣

音楽は、聴いたり、演奏したりするだけでなく、作ったりその場で即興的に奏でたりすることができるものです。プロでなくても、音楽の専門知識がなくても、子供でも誰もができる創造的な音楽活動があります。最近では、こうした音楽づくりの方法が貧困や差別の問題、障害や病を抱える人々の問題に取り組む際に使われるようになりました。どのような事例があるのか、映像と共に紹介します。
高校生 高校生以外
理2G 地球外物質から読み解く太陽系と地球の歴史
地球学科 准教授 瀬戸 雄介

隕石は、約45.6億年前に太陽系や地球が誕生したときの様子を教えてくれる、宇宙からの貴重な贈り物です。たくさんの隕石を様々な手法で分析することによって、当時の太陽系の環境を知ることができます。近年では探査機が持ち帰った小惑星物質の詳細な分析も進んでいます。本講義では、地球外物質の種類や性質、およびそれらから読み解かれた太陽系と地球の歴史を解説します。
高校生 高校生以外
理2H 硫黄はどうして身体に良い?~これまで見落とされていた超硫黄分子の生物学的意義~
生物化学科 助教 笠松 真吾

古代エジプト人は、ニンニクやタマネギが身体に良いことを知っていたとされています。ニンニクやタマネギは硫黄成分をたくさん含み、日常的に摂取することでさまざまな病気の予防につながることが分かってきました。ごく最近、これまで見落とされていた新しい硫黄化合物が私たちの身体で作られ、エネルギー生成などで重要な機能を果たしていることが明らかになりました。この講義では、硫黄化合物が私たちの身体の中でどのように機能しているのかについてご紹介します。
高校生 高校生以外

3時限目 15:50~17:00
講義概要 申込

文学部学生とのフリートーク ※申込不要
現役大学生と楽しくお話しましょう!
気になる学生生活も詳しくご紹介します。

【協力】大阪公立大学文学部・文学研究科 教員促進支援機構

入退室自由
理3I シンクロトロン放射光と物質科学
物理学科 教授 久保田 佳基

急速に発展する現代の科学において新しい機能を持った結晶物質が日々多数合成されています。物質の機能がどのように発現しているかを探るためには、原子がどのように集まってその物質ができているかを知ることが重要となります。この講義では、“結晶”とはどのようなものか、そして、シンクロトロン放射光と呼ばれる最先端のX線源を用いて調べた原子や分子の配列に基づいた物質科学研究について紹介します。
高校生 高校生以外
理3J 地球上に緑を広げる動物たち
生物学科 准教授 吉川 徹朗

植物は、一度根付いた場所から移動できないという大きな制約のもとに生きています。この制約から逃れることができる数少ない機会が、種子と花粉というステージであり、これらの移動を助けるのが、鳥類をはじめとした動物たちです。動物は植物を食害する一方で、植物に空間移動をもたらし、地球上に緑を広げる役割を担っています。植物とのつながりの中で動物たちが果たす大きな働きについてご紹介します。
高校生 高校生以外

所属・職位は、2023年3月現在のものです。

図書館見学会
                                       
 会場 杉本図書館(学術情報総合センター内)

 時間 12:30~17:00 (最終入館 16:30)

自由学習のためのPCルームや、オープンな学習スペース「ラーニングコモンズ」も備えた国内最大級の大学図書館です。

a閲覧席

開催場所
大阪公立大学 杉本キャンパス(大阪市住吉区杉本3-3-138)
 ・文学部    1号館
 ・理学部    全学共通教育棟、基礎教育実験棟
 ・図書館見学会 杉本図書館(学術情報総合センター内)
対象
高校生・本学に関心をお持ちの方
定員
各講義 117~190名(講義によって異なる)
※原則として高校生は先着順受付、高校生以外は抽選です。
受講料
無料
申込期間
2023年3月6日~2023年4月19日
申込方法

プログラム各講義の申込欄からお申し込みください。

★注意事項★
・高校生と、高校生以外で申込フォームが異なりますので、ご注意ください。
・お手数ですが、1講義ずつお申し込みください。
・申し込みは1回につき1名のみです。
・受講できる講義数に制限はありませんが、他の講義と受講時間が重ならないようにご注意ください。
・携帯メールを使用する場合は、「omu.ac.jp」ドメインからの申込完了メールを受信できるよう設定してください。
・申し込み後24時間経っても申込完了メールが届かない場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。
※本講義は、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて開催します。また、感染拡大の状況により、開催方式の変更または中止の可能性があります。
※申し込みの際にお聞きした個人情報は、事務連絡やイベントのご案内のみに使用します。利用目的以外には一切使用いたしません。

お問い合わせ先
大阪公立大学 地域連携センター
TEL:06-6605-3504(平日9:00~17:00)
E-mail:gr-shak-kouza4c[at]omu.ac.jp ※[at]を@に変えてください
主催、協力
大阪公立大学
関連リンク

・文学部サイト 地域貢献・高大連携
・理学部サイト 公大授業

・2022年度 公大授業の開催の様子は こちら

該当するSDGs

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