モードを通して読み解くフランス文学(2023年度)
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【申込受付は終了しました】
フランスは、ルイ14世時代から「文化の中心」となり、パリは「モードの首都」として現在も威光を放っています。文学において服装が詳細に描写されるようになるのは19世紀になってからで、「近代小説の祖」と称されるバルザック以降となります。バルザックは服装を職業・生活・思想・性格を表す記号とみなして小説に反映させ、次に続く作家たちもそれに倣いました。本講座では、服装を手がかりに19世紀フランス文学を読み解いていきます。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、本講座は変更または中止となる可能性があります。
◆次の項目に該当する方は参加をご遠慮ください。
・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、喉の痛みなどの症状がある
・味覚、臭覚のわかりづらさがある
・5日以内に新型コロナウイルス陽性者との接触がある
・5日以内に同居者に新型コロナウイルス症感染の疑い、または濃厚接触者認定される可能性のある人との接触がある
・1週間以内に海外渡航歴がある
※2023年3月時点の基準です。変更がある場合は受講者にお知らせします。
講師
村田 京子 (大阪府立大学 名誉教授)
スケジュール
14時30分~16時00分(毎週水曜日・全10回)
- 第1回(5月17日)
バルザック『ふくろう党』―フランス革命とモード― - 第2回(5月24日)
ジョルジュ・サンド『アンディヤナ』―変装する女性― - 第3回(5月31日)
バルザック『幻滅』―ダンディへの変貌―
- 第4回(6月 7日)
バルザック『幻滅』―ダンディへの変貌― - 第5回(6月14日)
バルザック『骨董室』『カディニャン公妃の秘密』―ロマン主義時代の「モードの女王」― - 第6回(6月21日)
ゾラ『獲物の分け前』―「パリ人形」としての「モードの女王」ー - 第7回(6月28日)
ゾラ『獲物の分け前』―「パリ人形」としての「モードの女王」ー - 第8回(7月 5日)
ゴンクール『シェリ』―第二帝政期の社交界の若い娘― - 第9回(7月12日)
ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』(1)―デパートの誕生― - 第10回(7月19日)
ゾラ『ボヌール・デ・ダム百貨店』(2)―「頭のないマネキン人形」―
- 開催場所
- 大阪公立大学I-siteなんば 2階(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
- 対象
- どなたでも
- 定員
- 60名 (申込者多数の場合は抽選)
- 受講料
- 7,000円(全10回分)
- 申込期間
- 2023年4月26日(水)【必着】
- 申込方法
「申込フォーム」から申込みいただくか、「往復はがき」に
(1)氏名(フリガナ)
(2)年齢
(3)郵便番号・住所
(4)電話番号
(5)この講座を知ったきっかけ
をご記入の上、次の宛先までお申込みください。(注意)受講の可否は5月2日(火)までに通知します。届かない場合は必ずお問合せください。
- 往復はがき
〒599-8531 堺市中区学園町1番1号
大阪公立大学 C5棟 社会連携課「フランス文学」係
(注意)返信用はがきは両面とも白紙でお送りください。
- 往復はがき
- お問い合わせ先
- 社会連携課 Tel 072-254-9942 Fax 072-254-6271
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