2025年度 公大授業

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公大授業は、主に高校生の皆さんに、大学の授業やキャンパスの雰囲気を体験してもらい、大学で学ぶことの楽しさを感じていただくことを目的としています。
文学部、理学部、生活科学部の教員によるさまざまな分野の授業をはじめ、文学部学生とのフリートーク、国内最大級の規模を誇る大学図書館である杉本図書館(学術情報総合センター内)の見学会を開催します。ぜひこの機会に大学の授業やキャンパスの雰囲気を体験し、大学で学ぶことの楽しさを感じてください。
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開催日時
2025年4月29日(火・祝) 12:30~17:00 ※受付11:30~
プログラム
1時限目 12:30~13:40
講義概要 |
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【文学部】 文1A 皆さんが通常経験している保健体育的な身体の成長発達やスポーツといった現象のベースで、私たちは自分たちの身体と付き合っているということを知っていただく講義です。聞いていただいてカラダって不思議と思っていただければ、それは身体の教育学の入口に立っていただいたことになるでしょう。 |
【文学部】 文1B あなたは作品そのものを見てその価値を判断できますか?日本人の方が外国人よりも美味しい寿司を握れる気がする-そう思う人が一定数いるかもしれない。芸術の世界でも、制作者の出自によって作品の評価が変わることがある。この講義では、食事、旅行、芸術鑑賞といった経験を例に、文化のバイアスと美について考える。 |
【理学部】 理1A 近年、人工知能(AI)がいろんな分野で活用されていますが、コンピュータと対極にありそうな生物(化学)の研究でも実は革新をもたらしています。今回の講義では、2024年ノーベル化学賞の受賞対象であるタンパク質のコンピューターによる設計とタンパク質の立体構造を高精度で予測する手法が、疾患につながる生体分子の機能解析や新薬の設計などにどのように役立つかを紹介します。 |
【理学部】 理1B 日常生活の中にも「確率」という言葉は登場します。たとえば、天気予報の「降水確率」です。確率は、偶然性をともなう「でたらめ」な現象(ランダムな現象と呼ぼう)をあつかう時に登場する概念です。この講義では、ランダムな現象を数学的に定式化する「道具」である確率を使い、ランダムな現象がどんなものかを一緒に考えていきます。さらに、「ジャンケンゲーム」を使い、「でたらめ」が簡単には作れないことを実感してもらえたらと思います。 |
【生活科学部】 生1A 本講義では、気候変動やヒートアイランド現象が引き起こす環境問題を背景に、建築分野における高断熱・高気密化や再生可能エネルギーの活用といった持続可能な建築技術の必要性を探ります。欧州と日本の気候特性や建物構造の違いを踏まえ、CO2排出削減のためのゼロエネルギー建築(ZEB/ZEH)や、都市型豪雨などの問題に対応するための具体的な設計・建材の工夫について解説します。 |
【生活科学部】 生1B こどもに悩みはあるでしょうか?赤ちゃんは栄養があれば健康に育つでしょうか? 臨床心理学とは心の問題を抱えた人を理解し、援助するための実践的な学問です。私は赤ちゃんやこども、ご家族への臨床心理学的支援を研究しています。こどもの心が育つとはどのようなことなのか、この講義では母子関係に着目して考えていきたいと思います。 |
2時限目 14:10~15:20
講義概要 |
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【文学部】 文2C ウクライナ出身の画家カジミール・マレーヴィチ(1879-1935)の絵画を分析し、その歴史的背景について考察します。マレーヴィチはロシア帝国内のキーウ近郊に生まれ育ち、後にロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる前衛芸術運動で活躍しました。今回は彼の農民を描いた作品に焦点を当て、文化的記憶と表現という観点から理解を深めます。 |
【文学部】 文2D 政府の行動に影響を与えられるという自信があるか?日本に住む人々に比べて、フランスに住む人々はこの問いにYesと答える傾向が強い。たしかに両国とも投票率の低下に苦しんでいるが、フランスでは政府に対するデモが極めて盛んである。こうした「お国柄」の違いを生みだす遠因を、はるか過去(中世・近世)にさかのぼって探ってみたい。中央政府から自立した身近な地方自治体の有無がキーポイントになるだろう。 |
【理学部】 理2C 生物の遺伝子(DNA)は、たった4文字(A、T、G、C)で書かれています。しかし、この4文字の並び方(順番)には、その生物が過去にたどってきた進化の歴史と現在の生態に関する膨大な情報が含まれています。DNAに隠された情報を読み解くことで明らかになってきた、植物の進化と生態について紹介します。 |
【理学部】 理2D 対数とは、数を桁ではかる方法です。とても大きな数やめちゃくちゃ小さな数を上手に扱う技であり、マスターしておいて損はありません。そして、世の中にはこの対数を使うことで鮮やかに見えてくる法則がいくつもあります。本講義ではこのような物理法則をいくつか紹介します。物理っぽくない現象も出てくるでしょう。 |
【生活科学部】 生2C 食べ物は、身体のエネルギー源としての役割に加え、身体機能の総合的な調節においても重要な役割を果たしています。本講義では、食べ物のエネルギー源としての役割に加え、遺伝子発現、免疫、腸内環境、メンタルヘルスなど、食べ物による身体機能の総合的な調節に関する最近の知見を概説します。 |
【生活科学部】 生2D お金の問題、子育て、介護、病気、仕事など、暮らしの中で困りごとを抱える人々と共にその解決を目指すのがソーシャルワークです。日本では国家資格である社会福祉士がその担い手として知られています。この講義では、ソーシャルワークがどのように誕生し、社会の支え合いの仕組みとして発展してきたのか、そして大学で学ぶ意義と可能性について一緒に考えます。 |
3時限目 15:50~17:00
講義概要 |
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文学部学生とのフリートーク ※申込不要・入退室自由 |
【理学部】 理3E 日本の平野は、「沖積層」と呼ばれる極めて新しい時代の地層で構成されており、そこに大都市が形成されています。この地層を調べることで、過去の地表環境や人間活動による地表・地下環境への影響が明らかとなってきています。この講義では、地層や堆積物などから明らかとなった過去の地表環境やその変遷について解説し、防災や環境保全について考えたいと思います。 |
【理学部】 理3F 私たちの身の周りには化学の力で合成された製品が数多くあります。その成分に着目することはあまりありませんが、合成された分子それぞれに特徴が存在しています。この講義では、どうやって作るか、形や性質をどうやって評価するかなどの「おもしろい」分子の研究開発の一端を紹介します。 |
【生活科学部】 生3E 栄養成分表示は健康づくりに役立つ重要な情報源となりますが、多くの場合は容器包装の裏側にありますので、見たことはあっても商品を手に取る時や食べる時にじっくり見る機会が少ないのでは? 栄養成分表示について詳しく解説します。知れば裏側を見る習慣が付くかもしれません。 |
【生活科学部】 生3F 家族のかたちは時代とともに変化してきました。現代の日本では、家族が多様化するとともに、規模が縮小しています。1住宅1家族を超えて、どこでだれと、どのように住むのか、これからの住まいを考えます。 |
所属・職位は、2025年3月現在のものです。
- 開催場所
- 大阪公立大学 杉本キャンパス(大阪市住吉区杉本3-3-138)
・文学部 1号館
・理学部 全学共通教育棟、基礎教育実験棟
・生活科学部 全学共通教育棟
・図書館見学会 杉本図書館(学術情報総合センター内) - 対象
- 高校生・本学に関心をお持ちの方
- 定員
- 各講義 150~399名(講義によって異なる)
※先着順 - 受講料
- 無料
- 申込期間
- 2025年3月6日(木) ~2025年4月20日(日)
- 申込方法
ページ上部の申し込むボタンからお申し込みください。
★注意事項★
・申し込みは1回につき1名のみです。
・同伴者等は保護者控室をご利用いただくか、受講を希望される場合は、別途、上記フォームよりお申し込みください。なお図書館見学会は申し込み不要です。この機会にぜひ国内最大級の大学図書館をご覧ください。
・受講できる講義数に制限はありませんが、他の講義と受講時間が重ならないようにご注意ください。
・メールの受信制限を設定されている方は、連絡がつくようドメイン(@omu.ac.jp)を受信可能に設定してください。
・申し込みの際の個人情報は、申込後の事務連絡、統計資料等の作成および本学公開講座等のご案内に使用いたします。利用目的以外の使用については、一切いたしません。- お問い合わせ先
- 大阪公立大学 社会連携課
E-mail:gr-shak-kouza4c[at]omu.ac.jp ※[at]を@に変えてください - 主催、協力
- 大阪公立大学
- 関連リンク
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・2024年度 公大授業の開催の様子は こちら