大阪・関西万博に備えた感染対策(2025年度)
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2025年、いよいよ大阪・関西万博が開催されます。コロナも収束し、多くのインバウンドの来日によって大阪、関西は活気を取り戻している一方、国外から多くのインバウンドが来日することは、取りも直さず海外で流行している病原体も同時に持ち込まれます。本講座では、どのような感染症が海外で流行しているのか、それに対して我々はどう対処すべきか、また、大阪国際感染症研究センターではどのような取り組みをしているかについてさまざまな角度から紹介します。
<大阪国際感染症研究センターとは>
大阪国際感染症研究センターは様々な分野の専門家が集い、異分野融合型の「マクロ感染症学」を実践する人材の育成と研究の拠点です。大阪府市の政策提言に繋がる感染症対策の科学的根拠を国際的見地からも提供します。
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※感染症の流行や自然災害等の影響により、日程・開催方法・講座内容等が変更となる場合があります。
◆発熱や体調不良のある方は、参加をお控えください。
◆会場では基本的な感染症対策(手指消毒、換気の実施等)にご協力ください。
スケジュール
10時30分~12時00分(各土曜日・全6回)
第1回 4月12日(土)
万博の感染対策全般の仕組み
講師:朝野 和典(大阪健康安全基盤研究所 理事長)
大阪・関西万博が開幕します。未来に向けて思いをはせ、楽しい経験となればと期待しています。一方で、国内外からたくさんの人々が大阪に集まるので、海外からの感染症も含めて感染対策が必要です。どのような備えをしているのか、またひとり一人がどのように備えればよいのか、公開講座を俯瞰しながらお話しします。
第2回 4月19日(土)
感染症の予防とワクチン
講師:福島 若葉(大阪公立大学 医学研究科 教授)
大阪・関西万博で行われる感染症対策のうち、ワクチンを取り上げ、予防接種政策に関する最近の話題も含めて紹介します。ワクチン有効率ってどんな意味?などの疑問にもお答えしながら、ワクチンによる病気の予防について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
第3回 5月10日(土)
関空下水サーベイランス
講師:畑中 律敏(大阪公立大学 獣医学研究科 准教授)
COVID-19によるパンデミック発生後、次なる新型コロナの感染の波および新規感染症の流行圏を予測しようという研究が世界中で行われています。今回は関西圏における世界からの玄関口である関西国際空港での「下水サーベイランス」についてその手法と内容について紹介します。
第4回 6月7日(土)
縮小する地球:増えるヒトとグローバル感染症
講師:城戸 康年(大阪公立大学 医学研究科 教授)
地球環境の変化や人口増加が感染症の流行に与える影響を探ります。歴史的な感染症の拡大を振り返り、現在直面する脅威と未来のリスクについて、マラリアやエムポックスの例を取り上げながら考察します。気候変動や国際的移動がどのように影響するのか、そして人類はどのように対峙できるのか、国際情勢を含めて紹介します。
第5回 6月14日(土)
パンデミックと創薬研究
講師:佐藤 剛章(塩野義製薬株式会社 創薬疾患研究所 所長)
COVID-19の発生から約5年が経過しましたが、次のパンデミックは、いつ、どこで発生するのか誰も分かりません。歴史を紐解くと、パンデミックは数十年毎に世界のどこかで発生しています。では、どうすればその発生や被害を最小限に抑えられるのでしょうか? 製薬会社の視点で、現在のパンデミック対策を紹介します。
第6回 6月28日(土)
東南アジアの医療と感染症事情
講師:金子 勝規(大阪公立大学 経済学研究科 教授)
近年、東南アジア地域は経済と社会が急速に発展を遂げている一方で、依然として多くの人々が感染症の罹患リスクにさらされています。感染症対策に向けた公平性や効率性、効果を考慮した保健医療制度の構築が求められています。こうした東南アジア各国の医療と感染症事情について解説します。
- 開催場所
- 大阪公立大学I-siteなんば 2階(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
- 対象
- どなたでも
- 定員
- 60名(申込者多数の場合は抽選)
- 受講料
- 5,000円(全6回分)
※現金のほかキャッシュレス決済もご利用いただけます。
※利用可能な決済方法はこのページ下の資料にある「現金以外の決済方法.pdf」をご覧ください。 - 申込期間
- 2025年3月23日(日)【必着】
- 申込方法
「申込フォーム」から申し込みいただくか、「往復はがき」に
(1)氏名(フリガナ)
(2)年齢
(3)郵便番号・住所
(4)電話番号
(5)この講座を知ったきっかけ
をご記入の上、次の宛先までお申し込みください。(注意)受講の可否は3月31日(月)までに通知します。届かない場合は必ずお問い合わせください。
- 上記申込フォーム
- 往復はがき
〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル
大阪公立大学 社会連携課「感染対策」係
(注意)返信用はがきは両面とも白紙でお送りください。
※お申し込み後にキャンセルする場合は電話、メールまたは下記の「公開講座申込キャンセル申請」フォームよりご連絡ください。
- お問い合わせ先
- 社会連携課 Tel 06-7656-5112 Fax 06-7656-5203
Eメール gr-shak-ext01[at]omu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。