ヒトの学校(2025年度)

- 受付中
- 人文
「ヒトの学校」は自然や社会のさまざまなテーマについて10代のヒトと一緒に考える哲学カフェ形式の講座です。ここでは私たち大人の社会で「常識」とされることに改めてまなざしを向け直し、考え直してみることを試みます。日常で子供たちが抱く素朴な疑問や違和感には、大人でも答えるのが難しいような本質的な問いが含まれていることがあります。そうした問いを丁寧に拾うプロセスの中に、現代が抱える諸問題を考えるための糸口が潜んでいるかもしれません。「ヒトの学校」は、誰かが何かを一方的に教えるのではなく、年齢や性別、それぞれの立場を超えて自由に発言できる場、何を発言しても咎められない場を目指します。それぞれが自ら考えて理解し納得するプロセスを重視し、何か一つの答えを導くのではない場を目指します。日々の生活の中で疑問を抱いていたり、何かを深く考えたい10代のヒトはぜひご参加ください。
●プログラム一覧
開催日時 |
プログラム名 |
対象 |
定員 |
申込期間 |
5月31日(土) 10時00分~16時00分 |
シーズン1「やさしいとはどういうことか?」 |
10~19歳 |
8名 |
~5月26日(月) |
7月12日(土) 7月26日(土) |
シーズン2「なぜ学ぶ必要があるのか?」 |
10~19歳 |
8名 |
5月31日(土) ~7月7日(月) |
2026年1月10日(土) 10時00分~16時00分 |
シーズン3「ゴミはいつからゴミになるのか?」 |
10~19歳 |
8名 |
11月10日(月) ~1月5日(月) |
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お申し込みは各プログラムのリンクからお申し込みください。
- 参加希望者が定員を超えた場合は抽選となります。
- いずれの回も保護者見学が可能です。申込時に保護者見学の希望をご選択ください。
講師プロフィール
ハナムラチカヒロ
大阪公立大学現代システム科学研究科・准教授。博士(緑地環境科学)。専門は環境デザイン及び環境を捉えるまなざしのデザイン。環境と人間との関係性を組み替えるトランスケープ論をベースに、芸術を通じたコミュニケーションデザインやアートマネジメントなど社会科学領域、デザインサイエンスや環境表象学など自然科学領域も含めた総合知を目指した研究に従事する。著書には、『まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法』(2017年、NTT出版、平成30年度日本造園学会賞受賞)、宗教学者鎌田東二氏との共著『ヒューマンスケールを超えて わたし・聖地・地球』(2020年、ぷねうま舎)、『まなざしの革命 世界の見方は変えられる』(2022年、河出書房新社)、上座仏教の長老アルボムッレ・スマナサーラ氏との共著『慈しみ主義 ブッダの科学が描くもうひとつの地球』(2025年出版、河出書房新社)がある。
公式ウェブサイト: https://flwmoon.net/
- 開催場所
- 大阪公立大学I-siteなんば3階「OMUリビングラボ」(大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル)
- 対象
- 10~19歳(保護者同伴可)
- 定員
- 8名 (申込者多数の場合は抽選)
- 受講料
- 無料
- 申込方法
お申し込みは各プログラムのリンクからお申し込みください。
(注意)お一人様につき、一回のお申し込みが必要です。※プログラムによって申込期間が異なります。
- お問い合わせ先
- 社会連携課 Tel 06-7656-5112 Fax 06-7656-5203
Eメール gr-shak-ext01[at]omu.ac.jp [at]の部分を@に変更してください。