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上方文化講座は大阪公立大学の前身、大阪市立大学文学部が2004年度より開設した特別授業科目です。大阪の地に歴史的に育まれた文化、わけても伝統芸能「文楽」に光をあて、学問的体系のもとに学ぼうとするものです。
その第一の特色は、文楽界の中核を担う名手、竹本錣太夫(太夫)・鶴澤清介(三味線)・桐竹勘十郎(人形遣い)の三師を本学客員教授としてお招きし、文学研究科スタッフとの共同作業により授業を組み立てていく点にあります。さらに第二の特色として、それが文学部の正規の授業科目であるとともに、一般市民にも公開して行われる点を挙げることができましょう。
大阪の公立大学に相応しい、教育・研究・社会貢献の三者が一体となった事業として、従来の公開講座の類とは一線を画した内容を有しています。