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2013年度の上方文化講座は、『壇浦兜軍記』「阿古屋琴責の段」に取り組みました。講座は8月28日(水)~30日(金)の3日間、本学学術情報総合センター10階大会議室を会場に行われました。 今回は10周年記念講座として、ゲスト・スピーカーに囃子方の望月太明藏・太明十郎両師やお茶の水女子大学の神田由築准教授をお迎えしました。教室もワイドに変更、北海道から九州まで全国各地から集った市民受講生と本学学生、総勢220名が参加する中、連日熱い授業が展開されました。とりわけフィナーレの実演では、レギュラー講師の竹本津駒大夫、鶴澤清介、桐竹勘十郎の三師が、まさに三業一体のすばらしいアンサンブルを披露、講座10周年を華やかに祝ってくださいました。 授業内容は以下の通りです。
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竹本津駒大夫(太夫)鶴澤清介(三味線)桐竹勘十郎(人形遣い)
望月太明藏(囃子)望月太明十郎(囃子)
久堀裕朗 (日本近世文学)神田由築(日本近世史・お茶の水女子大学)松浦恆雄 (中国演劇)小林直樹(日本中世文学)
(1) 浄瑠璃作者文耕堂(久堀裕朗)(2)『壇浦兜軍記』解説(久堀裕朗)(3)伝承世界の畠山重忠(小林直樹)(4)文楽の囃子について(望月太明藏・望月太明十郎)
(1)『壇浦兜軍記』〔阿古屋琴責の段〕講読(久堀裕朗)(2)失・空・斬(松浦恆雄)(3)『壇浦兜軍記』──太夫・三味線の芸(竹本津駒大夫・鶴澤清介)(4)『壇浦兜軍記』──太夫・三味線・人形の芸(竹本津駒大夫・鶴澤清介・桐竹勘十郎)
(1)大坂の因講と浄瑠璃文化ⅰ(神田由築)(2)大坂の因講と浄瑠璃文化ⅱ(神田由築)(3)桐竹勘十郎師に聞く──実演をまじえて(桐竹勘十郎)(4) 文楽の至芸──太夫・三味線・人形、三業一体の舞台(竹本津駒大夫・鶴澤清介・桐竹勘十郎)
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ポスター (PDF, 1.6MB)