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2023年10月31日
【概要】 文学研究科の研究支援組織である都市文化研究センター(UCRC)の新進・若手の研究員が、オリジナルな研究成果を発表します。 フォーラムAでは、中近世移行期日本列島の権力体による軍事動員システムを、各地域の特色も念頭に置きつつ検討することで、当該期日本の戦争の全体構造を明らかにすることを目指します。 フォーラムBでは、岐阜県美濃加茂市における「ダンシング・ヒーロー」盆踊りを事例に、ポピュラー音楽がどのようなプロセスをたどり、地域を代表する文化として定着したのかを探ります。本シンポジウムでは、歌謡曲と地域文化についての報告、フィールドワークの成果報告に加え、同市の関係者をゲストに招き、来歴や現在直面している諸課題について話をうかがう予定です。
【日時】2023年11月26日(日) フォーラムA 10:00〜12:00、フォーラムB 12:30〜14:30
【会場】あべのハルカス25階会議室
【フォーラムA】日本中近世移行期における「戦争」の構造 ・ 登壇者:兒玉良平(UCRC研究員/大阪市立大学大学院後期博士課程)、 西森駿汰(大阪公立大学大学院博士後期課程)、石田将大(同)、坂本直紀(同) ・ プログラム: はじめに(兒玉) 1、戦国期における民衆軍事動員:小田原北条氏を中心に(石田) 2、戦国大名による国衆(戦国領主)の動員について:西国の事例を視野にして(西森) 3、戦国期畿内近国の足軽の特徴(坂本) 4、戦国期の「海賊」「水軍」と戦争:九州・瀬戸内を中心に(兒玉) おわりに・質疑応答など(全員)
【フォーラムB】ポピュラー音楽と地域文化:地域社会に息づくスタンダード・ミュージックと人々の営み ・ 登壇者:柴台弘毅(UCRC研究員、大阪音楽大学ほか非常勤講師)、張 佳能(UCRC研究員)、 今井一彦(美濃加茂市の盆踊りサークル「舞童」前代表) ・ プログラム: 挨拶と趣旨説明(柴台) 1、「地方」から問い直す<昭和歌謡史>:「関西」という可能性(張) 2、地域文化としての「ダンシング・ヒーロー」盆踊り(柴台) 3、美濃加茂市における「ダンシング・ヒーロー」盆踊り(全員) 質疑応答など(全員)
【連絡・問い合わせ先】 大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター事務局 gr-lit-ucrc[a t]omu.ac.jp ([a t]は@に変換してください)
【チラシ】こちら(PDF)から閲覧可能です
【特設サイト】オープンファカルティ全体の詳細はこちらからご確認ください
【主催】大阪公立大学大学院文学研究科都市文化研究センター(UCRC)