お知らせ

2025年2月5日

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人文学学際研究センター(HIRC)のロゴが決定しました

 昨年10月30日から公募していた、人文学学際研究センター(Humanities-based Interdisciplinary Research Center:HIRC)」のロゴについて、過日おこなわれた審査委員会での厳正なる選考の結果、本学の井上ひかるさん(文学研究科 文化構想学専攻文化資源学専修 博士前期課程)の作品に決定しました。このロゴは本センター主催のイベントや広報活動等で活用していく予定です。


■デザインについて
 人文学学際研究センターが目指す「学際」的な研究の推進をイメージし、さまざまな分野の研究が重なり合って、学問が広がっていく様子を芽吹いた葉が重なり合う形で表現しました。大阪公立大学のカラーを使用したグラデーションと、人文学を基軸として文・理にわたる多様な領域の掛け算を表す配色になっています。

■選定理由について
 選考は、①センターの趣旨をイメージできること、②視認性、③独自性、④センター事業上の利用可能性の4つの評価基準にもとづきました。井上さんのロゴは根(点)から葉(面)に広がっていく構図で、複数の研究が結びついて相乗効果を発揮し、力強く飛躍するセンターの「学際性」を意識させるものとして、高く評価しました。また、本学のイメージカラーにもとづく配色についても、視認性と利用可能性の高さという点で評価しました。

■ご応募下さった皆様へ
 この度のロゴ公募に際しまして、非常に多数のご応募、とくに学内関係者だけでなく一般の方からも広くご関心とご応募を賜りましたこと、大変嬉しく存じます。
 デザインやそこに込められた想いを、審査委員一同で丁寧に拝読させていただきました。ご応募下さった方々には、この場をお借りして心より深く御礼申し上げます。
 4月より開設されるHIRCが皆様から親しみをもって迎えられますように、研究科の垣根を越えた活動を展開していく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。

 なお、116日に表彰式をおこない、入選者への賞状と副賞が佐賀 朝 文学研究科長より進呈されました。

井上ひかるさん(左)と 佐賀 朝 文学研究科長(右)


■入賞者からのコメント
 この度は素晴らしい賞を頂戴し、大変光栄に存じます。博士前期課程修了というタイミングで、自身が所属する文学研究科に、些少ではありますが貢献することができ、嬉しく、そして誇らしく思っています。
 文学研究科が脈々と受け継いできた伝統の上に、新大学、新センターでのさらなる学際的な広がりが芽吹いていくことを願って制作しました。このロゴが、森之宮キャンパス移転に向けての新たな事業を盛り上げる一助となれば幸いです。