受賞情報 Award
2024年度学長表彰授与式が行われ、医学部から4名の先生が表彰されました。
2024年10月4日(金)、中百舌鳥キャンパスにて2024年度学長表彰授与式が行われ、医学部から4名の先生が表彰されました。
学長表彰は、【教育・研究・社会貢献・その他の極めて顕著な業績】の4つの部門に分かれており、医学部は下記の3部門で受賞しました。
表彰者 | 業績 | |
---|---|---|
教育部門 |
総合医学教育学 教授 首藤 太一 |
長年に渡り医学部医学科における教育統括を担当、医学科教育に非常に大きな貢献を果たすとともに、FDワークショップ、SSCの充実、文科省の教育補助金の獲得などに貢献 |
研究部門 |
人口知能学 准教授 植田 大樹 |
AI を活用し、胸部レントゲン画像から心機能評価、心臓弁膜症分類を高精度で推定するモデルの開発に成功するなど、数多くの優れた研究成果を上げる。それらの成果は、The Lancet Digital Health(ザ ランセット デジタルヘルス)をはじめとする、多くの高インパクト国際学術誌に掲載。 |
社会貢献部門 |
先端予防医療学 准教授 福本 真也 |
ライフサイエンス分野において市民を対象とした講座や講演などを行うとともに、産学連携事業として、「1:1:1バランス弁当」を発売するなど、長年にわたって市民還元している。 |
社会貢献部門 |
代謝内分泌病態内科学 准教授 森岡 与明 |
糖尿病に関する内容について講演会・セミナーを中心に講師・運営・支援・企画などを数多く行うとともに、学会誌の編集にも尽力。行政機関とも連携した活動が高く評価。 |
※植田准教授 欠席
【教育部門:首藤教授コメント】
学長表彰に選出いただきありがとうございます。
本学から一人でも多くの「良医」を育むために、教職員一丸となって歩んできたことを評価いただいたと大変うれしく思っております。
今後も本学から「智・仁・勇」のすべてを備えた良医を一人でも多く輩出できるよう、取り組んでいきたいと思います。この度はありがとうございました。
【研究部門:植田准教授コメント】
このたびは名誉ある学長表彰を賜り、誠にありがとうございます。
医療現場でのAI画像診断支援システムの開発において、多くの医療機関の先生方、患者様のご協力により、実用化という成果を得ることができました。特に、開発したAIシステムが多くの医療機関で活用されていることは、大きな喜びです。
今後も医療の発展に貢献できるよう、より一層精進してまいります。
【社会貢献部門:福本准教授コメント】
この度は、学長表彰を賜り誠に光栄に思います。身に余る栄誉で、心より御礼申し上げます。
長年に渡る種々の産学・医工連携事業による技術開発と特許権化、そして多額の公的資金による研究成果を社会に還元してきた活動が、社会貢献分野にてご評価頂けたものと感謝申し上げます。特に昨年度は、大学(旧大阪市大)が初めて出願者となって特許権化した下肢虚血治療用再生医療素材に対する治験が開始されました。大阪公立大学が特許権を持つ基礎研究技術が治験に至った初めてのケースでもあります。この賞は、関係者皆様のご指導ご協力があってこその賞だと思っております。今後も一層の精進をして参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【社会貢献部門:森岡准教授コメント】
このたびは学長表彰を賜り、身に余る光栄に存じます。
臨床医学系の教員として、診療・研究・教育以外の様々な活動に対して丁寧に取り組んできたことをご評価頂いたものと考えております。繪本教授はじめ教室員皆様による日頃のご支援・ご協力の賜物です。今後も本学の発展に貢献できるよう精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
(左から)社会貢献部門 福本真也准教授、森岡与明准教授
教育部門 首藤太一教授
辰巳砂学長(前列中央)と受賞者集合写真