イベント Event
平成30年度「白衣授与式」を開催しました
平成31年2月2日(土)、阿倍野キャンパス医学部学舎4階大講義室において、平成30年度「白衣授与式」を開催しました。
白衣授与式とは、これから2年間の臨床実習へ進む新5年生を対象に、学生一人一人に白衣を授与するセレモニーのことです。「Student Doctor」(※)としての自覚と責任、さらには高い志を持って実習に励んでもらうことを目的として開催しています。
大畑 建治 医学部長は、あいにく海外出張のため、ビデオメッセージにて開式の挨拶を行い、続いて本学医学部同窓会の生野 弘道 会長から、学生たちへ激励の言葉が贈られました。その後、学生の代表3名が、首藤太一 教務委員長、生野 医学部同窓会会長、福島若葉 公衆衛生学教授という3人の大先輩からサポートを受けながら真新しい白衣に袖を通し、先生方と固い握手を交わしました。
この学生代表者は医療系大学間共用試験であるCBTの結果の上位3名より選出されています。
そして学生代表の鍬開 裕仁(くわびらき ひろと)さんによる宣誓では、「臨床実習に参加するにあたり、患者さんに対し敬意を払い、良好な関係を築けるように努め、実際に現場で働く医療者の姿から、1つのチームとして真摯に患者さんに向き合う姿勢を学ぶ。患者さんに対する優しさを常に持ち、変化・発展する医療に対応する柔軟性と困難に屈しない強い心を持った医師を目指し、仲間とともに努力し成長していくことを誓う」と熱い想いが語られ、それを見守る学生たちのまなざしからも強い決意が感じられました。
※「Student Doctor」とは、医療系大学間共用試験である「OSCE(Objective Structured Clinical Examination-客観的臨床能力試験)」及び「CBT(Computer Based Test-知識を評価する試験)」に合格し、参加型臨床実習を行うに足る十分な知識、技術、態度を身に着けていると認定された学生に対して全国医学部長病院長会議が付与する資格で、医学生の診療参加型臨床実習を認める制度です。