Clinical practice

この手術は「今日の患者さん」にベストと言えるか ―
日々の臨床は, 標準化や定型化, エビデンスだけでは
決して解けない応用問題の連続です。
結局, 「神のみぞ知る」領域なのかもしれません。
それでも, 私たちは自信と信念を持って
病巣の除去と健康回復を目指します。

臨床トピック紹介 TOPICS

臨床トピック紹介

ロボット支援下手術の
活用と教育

切除不能膵癌に対する挑戦
（準備中）

大腸癌肝転移：治癒のチャンスを
逃さないために（準備中）

神経内分泌腫瘍（NET, NEN）に対する
ペプチド受容体放射性核種療法（PRRT）
（準備中）

手術実績 SURGICAL OUTCOMES

難度の高い多くの肝胆膵手術を実施していますが、私たちは大学病院の「件数」を増やすことを重視ししていません。本来、患者さんにとっては「地元の病院で十分な手術を受けること」がベストだからです。連携機関と協力し、時には大学の教員が手術支援のために出張をして、地域全体で良質な肝胆膵外科治療を提供できるように心がけています。

手術実績（2022年度）

● 手術総計 318件
● 肝切除 131件
∟腹腔鏡手術 69件, 53%
∟そのうちロボット支援手術 23件
● 膵切除 105件
∟腹腔鏡手術 43件, 41%
∟そのうちロボット支援手術 17件
● 肝門部胆管癌手術 7件