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2023年10月18日

  • お知らせ

神経内分泌腫瘍(NET)専門外来 開設!

あなたが神経内分泌腫瘍(NET、ネット)と言われたら、どうしたらいの?

どこに行けば治療してもらえるの?

そもそもNETってなに?

 

NETは体のさまざまな部位にできる神経内分泌細胞由来の「できもの」です。カルチノイド、日本語では「がんもどき」と呼ばれていたこともあります。現在はその性質が少しずつわかってきたため、神経内分泌腫瘍という名前になりました。

 

NETには良性に近いものから悪性まで様々な腫瘍が含まれます。腫瘍が見つかった場合、基本的な治療は切除です。手術の方法自体は他の癌とそれほど違いません。一方、発見時に病状が進行している場合、あるいは切除後に再発・転移をしてしまった時には、手術だけでなく内服や点滴の薬物治療、さらには放射線治療まで様々な治療があります。ベストな治療法を総合的に検討する必要がありますが、残念ながら全ての方法を提供できる施設はまだ限定されています。

当院では、ソマトスタチン受容体シンチ検査(オクトレオスキャン)や、放射線治療の一種であるペプチド受容体放射性核種療法(ルタテラ)という新しい治療も実施可能です。NETの検査から集学的治療まですべてが行える拠点施設として期待されています。

もし「NET、神経内分泌腫瘍」と診断されてお困りの方は、相談だけでも結構ですので、当院の専門外来(毎週水曜日)を受診してみませんか? 患者さん・ご家族とともに、ベストな方策を探求します! どうぞお気軽にご相談ください。

 

(受診方法)

https://www.hosp.omu.ac.jp/outpatient/syoshin/syoshin.html

病院代表 電話番号:06-6645-2121

Ohira

大平 豪

大阪公立大学 肝胆膵外科 講師

神経内分泌腫瘍(NET)専門外来 責任者