循環器内科学

基本情報

臓器器官病態内科学講座 循環器内科学

代表者 福田 大受教授

循環器内科学の母体である第一内科学講座は、小田敏郎初代教授のもと1948年に設立されました。その後、塩田憲三教授、武田忠直教授、吉川純一教授のもと、循環器病学の臨床ならびに基礎研究において、研究成果を上げてまいりました。2000年に大阪市立大学大学院の大学院重点化により、循環器病態内科学が設置され、吉川純一先生が初代教授に就任されました。2006年より葭山稔先生が引き継がれ、20年に正式名称を「循環器内科学」に改めました。2022年より福田大受が後任として教授に着任しております。

本講座は、大阪市内唯一の大学病院循環器センターとしての役割を果たすべく、24時間体制で虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、心不全、肺高血圧症、成人先天性心疾患、血管疾患など各領域の高度専門的医療を行っています。また、臨床データを読み解く臨床研究と分子生物学的手法を駆使した基礎研究、さらにその両方を融合したトランスレーショナル研究を実践し、病態の解明や新規医療技術の開発を行っています。同時に、高度な臨床と研究を可能とする「Physician Scientist」を目指した人材育成を実践しています。

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場所
学舎 10階
連絡先
TEL:06-6645--3801 MAIL:gr-med-junnai@omu.ac.jp、omu.heart@gmail.com

 

教育方針

学部教育

  • 当講座では、心臓、血管などの循環器系の解剖、病理、生理的機能を理解し、さまざまな心血管病について、疾患概念、病態、診断法および治療法を学びます。
  • 循環器内科では病歴聴取や聴診などの身体所見をはじめとする患者診察が、診断や病態把握にきわめて重要です。また、心電図や胸部レントゲン検査などの基本的検査を最大限に生かす方法や、進歩が著しい心エコー図検査、血管造影検査、MRIなどの画像診断法の意義、方法、解釈について習得していただきます。これらの多くの知識を、様々なエビデンスに基づきながら、治療や予防に結びつけていきます。

臨床教育(研修医の育成)

  • 当講座は都市部の大学病院であり、虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、心不全、肺高血圧症、成人先天性心疾患、血管疾患など各領域の循環器疾患を広く経験することが可能です。冠動脈および末梢血管インターベンション、不整脈心筋アブレーションおよびデバイス留置、経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)などの高度専門的治療だけでなく、経食道心エコーおよび血管エコーなどのあらゆる検査症例も多く、バランスのとれた臨床教育をおこなっています。
  • 朝夕の申し送りや、各専門グループでのカンファランスに加え、心臓血管外科や麻酔科、看護師などの多職種を含んだハートチームでのカンファランスを定期的に開催することで、個々の患者さんに適切な治療を行うために必要なチーム医療を学ぶこともできます。
  • またICU/CCUとの連携により、内科系救急疾患の管理にも携わることが可能です。
  • 当講座には、日本内科学会、日本循環器学会、日本心血管インターベンション学会、日本不整脈心電学会、日本超音波医学会などの指導医、専門医、認定医が数多く在籍しており、各専門医を目指す研修医・研究医の指導・サポート体制が整っています。
  • 医学的知識・技術と探求心、さらには人間性を高度に融合させた「Physician Scientist」の育成に力を入れています。

研究指導

  • 随時、大学院への受け入れを行っていますが、主に内科専門医取得後が多いです。各分野の教員から、研究計画の立案、研究手法、結果の解析や論文の執筆について指導を受けます。循環器内科の臨床分野のみならず、関連する生活習慣病に関する基礎研究にも参加することが可能です。大学院に入学しない場合も、それぞれの専門分野に関連する研究に参加してもらうことで、リサーチマインドの育成に努めます。
  • 当講座には国内国外留学経験者が多数在籍しています。ハーバード大学(Brigham and Women's Hospital、Massachusetts General Hospital)、Cedars-Sinai Medical Center、コロンビア大学、ヴァージニア大学、国立循環器病研究センター等に留学することも可能です。

研究について

概要

  • 当講座の研究目標は、大阪市立大学医学部が旧大阪市立病院を源流に発展してきた経緯などから、基礎研究、臨床研究にかかわらず、市民に貢献できる臨床に直結した研究を推進することです。
  • 特に現在、虚血性心疾患、不整脈、心不全、肺高血圧症などの病態解明に取り組んでいます。各種画像診断法などの臨床データの解析のみならず、大学ならではの基礎研究にも力を入れ、バイオマーカーや新規治療標的・治療方法の開発につなげています。成果を医療と地域に還元できるようなトランスレーショナル研究の推進に力を入れています。

教室を代表する業績

  • 動脈硬化の基盤病態である慢性炎症に自然免疫に関与するSTINGが関与することを、基礎研究と臨床研究の両方で証明しました。動脈硬化の新たな治療標的として注目を集めています。Pham PT, Fukuda D, et al. Eur Heart J. 2021;42:4336–4348. 
  • 急性心筋梗塞の責任プラークの不安定性に血中遊離核酸断片が関与する事を証明しました。遊離核酸断片と核酸受容体が動脈硬化の基盤病態である慢性炎症に関与することを証明する論文。Hara T, Phuong PT, Fukuda D, et al.  Circulation. 2018;138:1706-1719.
  • 血液中の遊離核酸断片と、その受容体の1つTLR9が、脂肪組織における炎症とインスリン抵抗性の発症に関与する事を、基礎研究と臨床研究の両方で証明。肥満に関連したインスリン抵抗性の機序にせまる研究。産経新聞等にプレスリリースしました。Nishimoto S, Fukuda D, et al. Sci Adv. 2016;2:e1501332.
  • 長寿遺伝子であるサーチュインファミリーの中で、最も新しく同定されたSIRT7の血管障害後のリモデリングにおける役割を解明し、日本循環器学会 2021年度 年間最優秀論文(基礎研究部門)に選出されました。Kimura Y, Izumiya Y, et al. Circ J. 2021;85:2232-2240.
  • 閉塞性睡眠時無呼吸症候群が重症になると急性心筋梗塞後の心筋障害を悪化させ予後不良となることを、心臓MRIを用いた研究で明らかにしました。本研究成果は神戸新聞などに掲載され、大阪市学会学会賞を受賞しました。Ichikawa Y, Izumiya Y, et al. Eur Heart J Acute Cardiovasc Care. 20200:2048872620919946.
  • 骨格筋肥大に伴い分泌されるホルモンは周囲の血管内皮細胞やマクロファージの血管新生因子を活性化し、下肢虚血後の血流改善を促進することを明らかにした。本研究のMain Figureは掲載誌の表紙に採用されました。Onoue Y, Izumiya Y, et al. Circ J. 2018;82:2905-2912.
  • 血管内視鏡で観察される大腿膝窩動脈の潰瘍性プラークが膝下動脈の塞栓源の1つであることを明らかにし、同年のJVIR誌の年間優秀論文として表彰されました。Yamaguchi T, Yamazaki T, et al. J Vasc Interv Radiol. 2022;33:97-103.
  • 冠動脈壁コラーゲン性状を可視化する血管内イメージング技術を開発し、日本循環器学会学会賞 (第6回循環器イメージング賞最優秀賞) を受賞しました。Otsuka K, et al. JACC Cardiovascular Imaging 2020;13:790-801.
  • 心不全患者に対する、運動時の酸化ストレスが病態に及ぼす影響を明らかにし、プレスリリースされました。Shibata A, et al. ESC Heart Fail 2021;8:3885-3893.
  • 非虚血性心疾患患者における、異所性脂肪が病態に及ぼす影響を明らかにし、プレスリリースされました。Yoshida T, Shibata A, et al. Am J Cardiol. 2022;169:113-119.
  • リード留置時の障害電流が,心房中隔・心室中隔へ留置したリードの脱落を予見するうえで有用であることを報告し,European Heart Rhythm Associationのexpert consensus statement and practical guideに引用されました。Yoshiyama T et al. Pacing Clin Electrophysiol. 2019;42:603-609. 
  • TAVI患者におけるフレイルの指標の一つとして、アンケート形式の評価方法である基本チェックリストの有用性を確立し、研究論文がプレスリリースされ、2022年度の日本循環器学会総会のプレナリーセッションで発表しました。Kure Y, Okai T, et.al. J Cardiol. 2022;79:299-305.

主な研究内容

現在の主な研究テーマ

動脈硬化とメタボリック症候群の基盤病態である慢性炎症の機序解明と新規治療方法開発を目指す研究

生活習慣の変化で動脈硬化とメタボリック症候群の罹患率が増加しています。慢性炎症は、これらの共通の基盤病態であることが知られていますが、その機序は明らかでなく、慢性炎症を標的とした治療方法の開発も十分ではありません。我々は、これまで、本来は生体防御に寄与する核酸受容体が、老化や過栄養で障害された自己の細胞由来の核酸断片を認識して、血管や脂肪組織の炎症を惹起し、動脈硬化やインスリン抵抗の発症に関与することを明らかにしてきました。さらに、核酸受容体シグナルの阻害薬が、これらの疾患の進展を抑制することも明らかにしています。今後は、当科が得意とする冠動脈画像診断や臨床サンプルを用いた試験の継続と、データサイエンスを用いて副作用の少ないより良いターゲットを探索し、臨床に活かせる研究に発展させることを予定しています。一連の研究によって、動脈硬化やメタボリック症候群に対する新しい治療方法の開発を目指しています。
論文等:J Am Heart Assoc. 2023, Eur Heart J. 2021, J Atheroscler Thromb. 2021, Inflamm Regen. 2021, Vascul Pharmacol. 2020, Sci Rep. 2019, J Am Heart Assoc. 2019, Front Cardiovasc Med. 2018, Circulation. 2018, Sci Adv. 2016.

【担当教員】

福田 大受

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骨格筋の機能維持による心不全治療の確立とその分子機序解明を目指す研究

心不全患者では進行性の骨格筋萎縮が高頻度に発生し、死亡の独立した危険因子となることが知られています。これらの患者さんに対して、骨格筋量を維持するための積極的な運動が診療ガイドラインにも推奨されています。われわれはこれまで骨格筋肥大が誘導できる遺伝子改変マウスを作製し、骨格筋由来分泌因子 -マイオカイン- を介した骨格筋と多臓器の連関について研究を推進し、筋肉の機能を維持することの有用性を明らかにしてきました。マイオカインを介した臓器間ネットワークの解明は、運動療法の臨床的有用性の分子機序解明のみならず、新規バイオマーカーや治療標的の同定に繋がる可能性があると考えています。

【論文等】

Cell Metab. 2008, FEBS Lett. 2008, Arterioscler Thromb Vasc Biol.2011, Circ Heart Fail. 2012, 
J Am Soc Nephrol. 2014, Int J Obes. 2021, Int J Cardiol. 2016, 2018, Circ J. 2018, 2023, Heart Vessels. 2018, 2020, 2022.

【担当教員】

泉家 康宏、柴田 敦

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包括的臨床評価による多目的コホートを用いた心筋症の病態解明を目指した研究

当院では心筋症患者さんを対象とした多目的コホート研究を行っています。本コホート研究では、心臓MRI検査や心臓カテーテル検査のみならず、各種画像検査による骨格筋および内臓脂肪・異所性脂肪などの体組成評価や心肺運動負荷試験(CPX)による運動耐容能の評価も施行しています。また、カテーテル検査時の残余検体を用いた研究も行っています。
拡張型心筋症では、先天的な遺伝子異常が認められる症例は限られており、遺伝子発現制御の異常こそが重要ではないかと考えられております。近年、遺伝子発現の制御機構として、マイクロRNA (miRNA) の役割が注目されています。われわれは“環境要因・後天性要因によるmiRNAの発現の変化が、拡張型心筋症患者の心筋リモデリングやミトコンドリア異常に関与する”という仮説を明らかにするために、拡張型心筋症患者の血液および心筋生検サンプル中のmiRNAの変化と組織所見、臨床アウトカムとの関連を解析しています。

【論文等】

ESC Heart fail. 2021, Am J Cardiol. 2021, Int J Cardiol. 2021. 

【担当教員】

柴田 敦、北田 諒子、泉家 康宏

人工知能のディープラーニングを用いたデジタル心音・心電データからの心疾患の自動診断を目指す研究

人工知能(AI)の進化により、あらゆる分野でAI導入が進んでいます。そのため、AI分野で活用されている技術のひとつであるディープラーニング(深層学習)が注目を集めています。我々は、企業が開発した「超聴診器」(AMI株式会社)を用いて、デジタル心音・心電データを集積し、心疾患の自動診断が可能な聴診器の開発を目指しています。これにより、循環器非専門医の医療従事者が適切なタイミングで専門医に紹介することが可能となり、また、医療過疎地での遠隔医療にも有用と考えられます。心音・心電から心疾患を自動診断できる新しいデバイスの開発を目標としています。

【論文等】

Eur Heart J Digit Health. 2021、Radiol Artif Intell. 2022、Lancet Digit Health. 2023

【担当教員】

伊藤 朝広、北田 諒子、小川 真奈

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弁膜症、先天性心疾患を含む構造的心疾患における至適介入時期と至適治療法の探索

近年、心臓弁膜症、成人先天性心疾患において、様々な低侵襲カテーテル治療が開発されています。治療後に心不全による再入院をする場合がありますが、その因子は明らかではありません。我々は、これまで、大動脈弁狭窄症例において僧帽弁輪石灰化が術後の心不全の発症と関与していること、左房拡大が術後のBNPの推移に関与していることを明らかにしました。今後は、大動脈弁狭窄症例だけでなく、他の低侵襲カテーテル治療においても至適介入時期と至適治療法の探索を目指します。

【論文等】

Open Heart. 2020, J Cardiol. 2022, Int J Cardiovasc Imaging. 2022、Int J Cardiovasc Imaging. 2023、Front Cardiovasc Med. 2023、Eur Heart J Cardiovasc Imaging. 2023

【担当教員】

伊藤 朝広、小川 真奈、山口 智大

Multi-imaging modalityによる動脈硬化性疾患の病態解明

冠動脈疾患、末梢動脈疾患といった全身の動脈硬化性疾患を、各種画像モダリティ(血管内超音波、光干渉断層像、血管内視鏡)を駆使して深く解析し、より良い臨床成績との関連を模索することで患者への還元を図るとともに、新規デバイスの開発へと繋げていきます。また、プラーク組織と画像診断を用いた検討により、血管炎症が心筋梗塞を引き起こす機序の解明に取り組んでいます。

【論文等】

EHJ Cardiovasc Imaging 2014, Cath and Cardiovasc Interv 2019, Medicine 2019, EHJ Cardiovasc Imaging 2021, AHJ Plus 2021, JVIR 2021, Euro Heart J 2023, J Atheroscler Thromb. 2023. Cardiovasc Interv Therap 2023 

【担当教員】

山崎 貴紀、大塚 憲一郎、島田 健晋、山口 智大

心臓植え込みデバイスにおける至適ペーシング部位に関する研究

心臓植え込みデバイスは現時点では、徐脈性不整脈の症状と予後を改善する唯一の治療法ですが、長期に渡る右室ペーシングにより、心機能が損なわれる場合があることが知られています。これをペーシング誘発性心筋症と呼びます。当科では刺激伝導系ペーシングを含め、こういった心筋症を防ぐことのできる至適なペーシング部位を探索する研究を行っています。

【論文等】

J Arrhythm. 2022;38:408–415.

【担当教員】

吉山 智貴、田村 尚大

肺高血圧症における病態解明や予後予測のためのマルチモダリティによる取り組み

肺高血圧症は未解決の問題が多く残された領域であり、未だ予後不良の疾患群です。病態により病型分類が細分化されており、正確な病態把握と適切な治療を心掛けておりますが、実際には治療方針に苦慮する患者様も多いです。肺高血圧症グループでは、このような日常臨床において日々思い悩む臨床課題-Clinical question-に根ざした研究を行っております。特にCTやMRIなどのマルチモダリティを用いた病態解明のための研究を行っています。

【論文等】

J Cardiol Cases. 2021, Eur Heart J Cardiovasc Imaging. 2021. Front Cardiovasc Med. 2023

【担当教員】

泉家 康宏、山崎 貴紀、柴田 敦、山口 智大

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臨床への取り組み

大阪市内唯一の心疾患、弁膜症、不整脈疾患、心不全、肺高血圧症、成人先天性心疾患、血管疾患など各領域の高度専門的医療を行なっています。重症心血管患者の治療は、循環器内科専門医、心臓血管外科専門医が常駐する集中治療センター(CCU/ICU)にて急性期集中治療を行います。大学病院循環器センターとしての役割を果たすべく、24時間体制で診療にあたっています。

循環器内科のスタッフは、総合内科専門医、循環器内科専門医、心血管インターベンション専門医、不整脈専門医、超音波専門医、心臓リハビリテーション指導士などが揃っており、各患者様に最適化した治療方法を選択・提供しております。軽症〜重症にかからわらず、各部門の専門医が責任を持って治療にあたっています。

例えば当院で行う冠動脈形成術などの血管形成術は、各種冠動脈画像診断装置を用いて、妥協のない丁寧な施術を心がけています。不整脈治療に対しては各種デバイスの植え込みだけでなく、遠隔モニタリングを実施しイベントに備えています。心不全に関しても、高度先進医療だけでなく、心不全疾患管理プログラムを実施するなど患者さんの自己管理能力の向上とQOLの向上の両立を目指しています。さらに、手術困難症例に対する経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)や経皮的僧帽弁クリップ術(MitraClip)、慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症に対するバルーン肺動脈形成術、植え込み型デバイスの経皮的リード抜去術、出血リスクの高い患者さんのための経皮的左心耳閉鎖術等の最先端・特殊治療も行っています。

さらにこれらの臨床業務における気づきから、疾患の病態解明や新規診断・治療技術の開発につながる研究を積極的に実施しています。

スタッフ

教授 福田 大受
准教授 泉家 康宏
講師 山崎 貴紀、伊藤 朝広、大塚 憲一朗
特任助教 岡井 圭
病院講師

柴田 敦、吉山 智貴、北田 諒子、小川 真奈、

島田 健晋、山口 智大、田村 尚大(出向中)

 

参考写真

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