医局だより 2020年度以前
医局だより
2020年度以前
以前よりわたくしは高粘稠性肺炎桿菌に関する研究をしており、この度そのうちの一つである、Diagnostic Microbiology and Infectious Diseaseに掲載された、
「Clinical characteristics of bacteremia caused by hypermucoviscous Klebsiella pneumoniae at a tertiary hospital」
という論文が評価され、2020年日本病院総合診療医学会奨励賞を受賞することができました。
総合診療分野の発展に少しでも寄与することができ、非常に嬉しく思います。
ご指導いただいた先生方には大変感謝しております。ありがとうございます。
引き続き研究に取り組みたいと思います。
文責 並川浩己
8月25-29日にバーゼルで開催された欧州医学教育学会(AMEE)に、栩野先生、福本先生、幕内の3名で参加してきました。
本学からは初参加でしたが、無事に発表を終えることができました。
現地での日本メンバー参加者の会には、約60名の先生が参加され、美味しいご飯とともに刺激的で楽しい時間を過ごさせて頂きました。
企画して下さった京大の先生方に、心より御礼申し上げます。
第15回日本病院総合診療医学会学術総会がディズニーアンバサダーホテルで開催されました。いつもの学会の雰囲気とは違い、まさに夢の国で行われているようでした。わたくしは、その夢の国で奇跡的にも「Hypermucoviscous Klebsiella pneumoniae感染症に対する新たな治療法の確立に関する研究」という演題で、会長賞を獲ることができました。
学会1日目
いずれもきれいな会場で、衣畑、福本先生の発表と衣畑の座長がありました。
討論が盛り上がり、自分達の勉強にもなりました。
教育口演も興味深く、質的研究とベッドサイドティーチングについて勉強させていただきました。
学会2日目
「晴れの国」岡山らしい晴天でした。
第3会場にて午前に並川先生の発表がありました。聴衆は30人程度。
発表後、座長から菌種をモデルで予測する意義について質問が発せられました。
分かりやすく説明しておられました。
つづいて同じ会場で私(島崎)の発表もありました。質問はICはどのようなメンバーでされたか、また座長からADL低下に至った経緯について確認の質問がありました。ハプニングなく終了できたと思います。
午後から同会場にて小林先生の発表がありました。動画で患者さんがよろこんでいるところは聴衆からも反響の声がありました。その直後にも同じACNESの症例があり、お互い意識した議論がされていました。
別会場ではThe Future Ceneralist Workshopが行われており幕内先生、岩井先生が参加されていました(残念ながら私は見学しておりません)。
文責:衣畑&島崎
日本総合診療医学会が岡山で開催され、特別企画『The Future Generalist Workshop』というワークショップに参加いたしました。 このワークショップは、岡山大学の総合診療センター若手医師と研修医によるもので、参加者も研修医が中心でした。レクチャーやグループワークやシュミレーションと盛りだくさんの内容でした。 日々の研修では、大学病院での研修医同士の関わりがほとんどで、他の施設の研修医と勉強する機会が少なかった私にとっては、とても刺激的なワークショップでした。ディスカッションでは様々な意見が出され、いろんな視点から考えられるよい機会となりました。自分の成長した部分が自覚できた反面、まだまだ知識不足や経験不足であることを改めて実感できるよい機会となりました。そして、今後の研修でより多くのことを学ぼうというモチベーションが上がるきっかけとなりました。 研修医同士切磋琢磨できる環境に参加できたことを大変光栄に思いました。首藤教授をはじめ、総合診療センターの先生方、一緒に参加してくださった幕内先生には大変感謝しております。ありがとうございました。
文責: 岩井(松塚)栄恵
2015年2月27-28日に福岡で学会が開催されました。
当科からは、衣畑先生・小林先生・福本先生ならびに並川先生が発表されました。
森本病院からは、池邉先生・細見先生・水野先生ならびに木下先生が発表されました。
そして、首藤教授が座長として一般演題(臨床教育について)3題を取り仕切られました。
みな堂々としたスピーチで、大阪に市大あり・森本病院ありを横浜に示すことができました。
池邉先生の発表のときの首藤教授のファシリテートでは、場内どよめきながらも笑いと拍手に包まれました。
個人的には漢方のランチョンセミナーがとても勉強になりました。
参加していただいた先生方、ご指導いただいた先生方、誠にありがとうございました。
文責 甲斐沼 成