総合診療のすすめ
総合診療のすすめ
病気を多角的に診療することが出来る、総合診療医のニーズは高まっています。
総合診療科は「内科専門医」「総合診療専門医」双方の認定施設でありどちらの専門医も資格取得可能となっています。
病院内の他科や連携施設にて研修をおこなう事も出来、研修及び診療に関しては常に指導医がサポートする体制となっています。
また、開業にむけて勉強したい、研修医及び学生への教育に興味がある、博士号を取得したい等の希望をお持ちの先生方も歓迎しております。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
取得可能な資格
- 内科専門医
- 総合診療専門医
- 病院総合診療専門医
- 家庭医療専門医
総合診療専門医
2018年度から19番目の基本領域として「総合診療専門医」が導入されました。領域別専門医(循環器専門医、消化器専門医など)が「深さ」を求められるのに対し、総合診療医には「扱う疾患の広さと多様性」が求められています。
総合診療科では「総合診療専門医」の研修プログラムを実施しています。
プログラムの概要
- 総合診療専門研修ⅠおよびⅡ各6ヶ月以上・合計18ヶ月以上
- 内科研修12ヶ月以上、小児科研修3ヶ月以上、救急科研修3ヶ月以上
- 医療資源の乏しい地域での研修が1年以上
菜の花診療所、 笹尾医院、 市立藤井寺市民病院、 五戸総合病院、 葛西医院
東住吉森本病院、浅香山病院、大阪公立大学医学部附属病院
五戸総合病院(研修内容:外来診療、訪問診療、地域包括ケアなど)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1年次 | 施設名 | 大阪公立大学 | 大阪公立大学 | PL病院 | 大阪公立大学 | ||||||||
領域 | 内科 | その他 | 小児科 | 救急 | |||||||||
2年次 | 施設名 | 東住吉森本病院 | |||||||||||
領域 | 総診Ⅱと内科 | 総診Ⅱ | |||||||||||
3年次 | 施設名 | 五戸総合病院 | |||||||||||
領域 | 総診Ⅰと内科 | 総診Ⅰ |
内科専門医
2018年度より新・内科専門医がスタートしました。大阪公立大学医学部附属病院も認定施設として研修をおこなっております。総合診療科では多様化するニーズに対応した研修プログラムを提供しております。
卒後臨床研修センター
診療プログラムの一例
原則2ヶ月を1コマとして各科を3年間かけて各科をローテーションします。研修2年目、3年目のうち最低1年間は連携病院で研修することになります。各々のご希望に併せてプログラムは柔軟に調整させて頂きます。
- 主担当医として200症例以上、内科領域全70疾患群を受け持つ
- そして、専門研修3年目に29の病歴要約の提出と受理
- 主担当医として160症例以上、内科領域56疾患群を受け持つ
- 専門研修3年目に29の病歴要約の提出と受理
- 2編の学会発表または論文発表
- JMECC受講、所定の講習会受講
連携施設
市立藤井寺市民病院、長吉総合病院、東住吉森本病院、淀川キリスト教病院など ※以下の表は一例となります。後期 研修例 |
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1年次/ 大学病院 | 総合診療 | 膠原病 | 代謝内分泌・腎 | 神経内科 | ||||||||
2~4回/月の当直研修を各科で行います | ||||||||||||
1年目にJMECCを受講 | ||||||||||||
2年次/ 連携施設(1-3年次のどこでも可) | 連携施設での研修 | |||||||||||
初診+再診外来を週1回担当 | ||||||||||||
病歴要約29例の登録 | ||||||||||||
3年次/ 大学病院(連携施設も可) | 血液内科 | 総合診療 | ||||||||||
充足状況に応じて連携施設での研修が可能
subspecialty重点期間は最長2年間 |
||||||||||||
その他プログラムの要件 | 医療倫理・医療安全・感染対策に関する研修会(年2回)の受講、CPCの受講 |